短編2
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夢のコントロール

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俺は何処にでもいるような普通の高校生。

ただ他の奴と比べて一つだけ特別なことができる。

それは「夢のコントロール」

寝たときに、自分が夢の中にいることが気づくことができる。

そしてその夢の中で自由に動き回れる。

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誰にも信じられないだろうが、現に俺はできている。

ただ難点、問題があるとすれば味覚と嗅覚が無いのだ。

まあでも美味いものなら現実で食える。

臭いがわからないからといって特に困った点もない。

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今日は休日。だがそれも終わろうとしている。

今日は寝よう。そして布団をかけ眠りにつく

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ん…どうやら夢の中のようだ。

お!コンビニがある。

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良し!夢の中なんだから思い切って万引きしてみよう!

俺は万引きを試みた。そして成功した。

だが店員が気づいたのか追ってきた。

でも思い出せ。ここは夢。俺は容赦なく店員をブン殴り逃走した。

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うーん、飽きたな。起きるとしよう。

頬をつねり、起きた。

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「んー!やっぱいいね!この日常じゃ味わえない犯罪!そしてスリル!」

俺は起きる時間も惜しみ、早く寝るようになった

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ん。夢についたか。

ここは病院か。良し!何をしようかな?

患者に迷惑をかけるとか、ナースを脅したり、

病院でも意外とやる事があるな!

俺は現実じゃこんな大それた事できやしない。

だからこそ夢の中で実行する!

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医者の部屋に忍び込み、薬の棚を見つけた。

訳の分からない薬だらけだな。だがそこがいい!

俺は一番危なそうな薬を持ち出し、軽症の患者の部屋に行った。

重症の患者じゃすぐ死んで楽しめなさそうだしな。

患者は眠っている。「悪く思うな。これもストレス発散の為…」

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危険そうな薬を患者の口から無理やり飲ませ、

予想通りもがき苦しんだ。

「あぁあぁあああぁああ!!」

ガタン!

shake

患者の大声で医者、ナースが入ってきた。

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「数が多いなクソが。大人しく起きるか」

頬をつねった。

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「あの数じゃどうしようもなかったな。もう一度寝るか」

もう一度眠りにつこうとした時、母親が入ってきた。

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「何度寝るつもりだい!早よ起きな!」

おれは勿論反抗した。

「俺の勝手だろ!まだ日曜日じゃないか!」

口喧嘩になりイライラした。 母が去った後も文句言い続けた。

「あぁーイライラする!もう一度寝て夢の中でストレス発散しよう!」

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眠りについたようだ。ここは、俺の部屋?

こいつは珍しい。まさか自分の部屋の夢を見るとは。

待てよ?ということはここは俺の家で母親もいる訳か。

フフ…復讐してやるか…今まで恨みをぶつけてやる!

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ナイフを手に持ち台所にいる母の背中を刺した。

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血の臭いが充満する…………………

あれ?嗅覚は無いはずだ…なぜ血の臭いが分かった?

Concrete
コメント怖い
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