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短編1
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お前かーッ!

この春から東京に就職したA子

毎朝、毎晩美味しい料理を作ってくれて

私がおしゃべりしたい時はちゃんと話相手にもなってくれて

でも私が一人でいたいときは絶対部屋には入ってこない

いつも優しく見守ってくれてる私にとってお母さん的な存在の管理人

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そんな最高物件に居候している私なんですがただ気になることも・・・

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おばちゃんは10年前に旦那さんと死に別れ、それから女手一つで一人息子を育ててきたらしいんだけど息子どころか家族の写真が一枚もない!!

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正直、こんなおばちゃんの息子さんならちょっと会ってみたい、そしてイケメンならなおさら会いたい、そんな気持ちから何気なく息子さん情報を聞き出そうとしても、いつも上手くはぐらかされてばかり

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でも何より一番気になるのはこの家全体に充満するなにか死骸が腐ってる様な死臭

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そもそも

何で私にこんな優しいの?

何で私以外、この家には誰も遊びにこないの?

ホントに息子さんは生きてるの?

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色んな事が気になりだし失礼と思いながらおばちゃんの一日の行動を観察し続けた結果

ニート自立支援センター?

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「何してるの?(怒)」といつの間にか真後ろに立ってたおばちゃん!!

びっくりして立ちすくんでる私の手をひっぱり、無理やり家に押し込まれる私

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そして

「A子ちゃん、ちゃんとお風呂入ってる?」

Concrete
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