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短編1
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彼氏

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私は東京の大学に通う女子大生。

最初の頃は自炊に洗濯、バイトと

とにかく何もかもが初めてで

よく電話で母に色んな事を相談してたんだけど

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そんな私もバイト先で年上の彼と知り合い

今ではその彼と同棲している。

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電話では母に彼の事を話してはいるんだけど

都合が合わないと言うか何というか

彼がめんどくさがって中々母と会ってくれない。

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母の方も

「遊ばれてんじゃないの?」

「真面目な人?」

「ちゃんと卒業はしてよ!」

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と、さすがに同棲している事は隠してるけど

それでもやっぱり母は私の事が心配らしい。

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だから会ってくれさえすれば母も安心するとは思うんだけど・・・

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と、そんな事を考えながら

ベッドでウトウトしだした時

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突然母からの電話

少しイラつきながら携帯をとり

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私:「こんな夜中に何ッ?」

母:「ごめん、ごめん。」

私:「だから何ッ?」

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母:「夕方ね、電話でアンタの彼氏と話したの」

私:「・・・・・・・・・・・・」

母:「でね、ホントにあの人で良いの?」

私:「・・・・・・・・・・・・」

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母:「まさかあんな年上の人とは」

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私の彼は2歳年上の同じ大学生で

今日はまだバイトから帰ってきてない・・・

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母:「そういや彼氏、今日泊まるって言ってたけど隣にいる?」

Concrete
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