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ある高校に仲良し五人組の女生徒がいた。
五人は休み時間も、お昼休みも、
帰宅後もいつも一緒に遊んでいた。
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A子「アハハハ!B子マジうける」
B子「もうそんなに笑わないでよ(笑)」
C子「でもホントA子って笑い上戸ね」
D子「A子見てるとホントうらやましいわ」
E子「これからもずっと友達だね」
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と、皆で友情を誓い合ったりもした。
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そんなある日
A子「じゃあね~また明日」
B、C、D、E子「またね~バイバ~イ」
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C子「ふぅ~明日も学校かぁ」
D子「今日も楽しかったね」
E子「そうだね(笑)」
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B子「・・・・・・・」
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C子「B子どうしたの何か元気ないけど」
B子「ん?イヤ別に・・・」
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D子「なになにウチらの間で隠し事はなしのハズでしょ?」
E子「そうだよ~どうしたの?」
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B子「いや最近A子ちょっとウザくない?」
C、D、E子「・・・・・・・・」
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B子「ゴメンゴメンちょっと思っただけだからA子には言わないでね?」
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C子「・・・・・実は私も思ってた」
D子「A子ってさちょっと笑い過ぎだよね?」
E子「わかるわかる人の事バカにしてるって言うかデリカシーがないって言うか」
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B子の発言をキッカケに次々と出てくるA子への不満。
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そして次の日・・・
A子「オハヨー」
B子「・・・・・・・・・」
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A子「え?どうしたの?」
C子「あのさ~前からアンタに言おうと思ってたんだけど」
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A子「アンタ?」
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その日を境にA子を外した4人だけで遊ぶようになった。
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4人だけで食べるお昼ご飯。
A子を指さしクスクス笑う4人。
A子の前でわざとらしく見せる4人のカラオケ風景等々。
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A子への嫌がらせは日に日にひどくなり
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ついに彼女は自殺した。
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A子の自殺はこの4人にとって全くの予想外で
それぞれのショックは計り知れないものとなってしまった。
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そんな暗い気持ちを吹き飛ばそうと
「今度みんなで山でも行こうよ!」と4人で山に行くことにした。
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出かけた先は周囲に人が全くいなく、壮大な景色だけが広がる場所だった。
4人は来る途中のコンビニで買ったインスタントカメラで、写真を思い出として残そうとした。
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「もっと後ろに下がって撮って~(笑)」
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数日後、「A子をイジメたのは私です。」と書かれたB子の遺書が山で見つかった。
作者DQ
崖から転落。
有名な意味コワ話のオチを変えてみました。