短編1
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カレンダー

ふと、月が変わっている事を思い出し、台所に貼ってあるカレンダーをめくった。

新しいページを画鋲でとめた時、今開いたばかりのページの一部分に汚れがある事に気付いた。

泥でなぞったような黒い跡。

「ああ、わかってるよ( ´ ▽ ` )/」

汚れのついた部分は8月15日。

親父が死んだ日。

そしてこの汚れをつけた犯人…俺にはわかっている。親父の墓で一緒に眠っている愛犬のマモル。これは、こいつの肉球の跡だ。

毎年、毎年、バカな俺が忘れないようにと、マモルがこうして不器用な合図を送ってくるんだ。でも、流石にお盆真っ只中のこの日を思い出さないほど、俺もバカじゃないよ。マモルくん。

年中無休が売りの俺の店だが、この日ばかりは、今年も昼で店を閉めるつもりだ。

Concrete
コメント怖い
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ちょっと落ち込んでいるときにロビンさんのお話が心に染みました✨
マモルくんはいつだって家族思いですね☺️

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なので、
残暑お見舞い申し上げます。

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ロビンさん、暦の上では秋になっちまいやしたぜ。
連日の猛暑で信じられませんがねぇ。。。

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