短大のときの話
私達はよく学食でだべってた
集まるのは男子4人、私含めて女子4人
その中にたっくんってのがいて、結構シュッとしてて、芸能人でいったら薄めの要潤みたいな感じ
内心ちょっと狙ってて、よく話してたんだけど、それがすんごいビビりなの
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「今日さー、また怖いことあったよ。」
「どこで?」
「バイト帰りに電車乗ってるときなんだけど
意外と混んでてウトウトしながら吊革持ってたら、真っ暗な窓のしたのほうから女の顔がボヤーっと出てきてさ」
「フツーに夜だから後ろ座ってた人の顔が反射しただけじゃない?」
「あっ、そっか!」
「👍」
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いっつもこんな感じで、友達もまたかって感じであんま聞いてくれないから私によくLINEしてくれてたんだ
他にも
「ドアが勝手に閉まった!霊かも!」
今風吹いたよね
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「家に帰ったら蛍光灯がチカチカしてる!
今度こそお化け!」
新しい蛍光灯に変えたら?
みたいなね
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まあそういうとこも含めてかわいいって思ってて
なんだかんだあって、付き合い出したんだ
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ある日、いつもみたいに学食で
「最近、原付でアパート出るときいっつも
ミラーに頭ボサボサの女が映るんだ
あれストーカーだから!
オレ浮気とか絶対しない男だから!
勘違いせんでな!」
って必死になって言ってた
ウケる🤣
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私、
今も後ろにいるよ
作者春原 計都
春原 計都 春の彼岸祭り③
「女の子の目の前で悪口を言うと100%怒ります。」