東洋医学はご存知ですか?
そう、葛根湯とか麻黄湯とかのあれです。
東洋医学には西洋医学と全然違う理論があるんですが、なぜかそのどれもが「辻褄が合う」理論なんですよね。
たとえば五行説というのがあって、これはあらゆるものは5つの要素に分かれ、同じ行に属するものは互いに関係し合うというものなんですね。
耳と腎は同じ行に属するんですが、昔戦時中に使われた抗生物質の副作用は腎臓障害と難聴だったとか、そのほかにもいろいろあります。
さて、本題ですが、中医学では「気」という概念があります。
気の働きはいろいろあるんですが、その中で面白いのが「物の場所を一定の所に保ち、漏れ出ないようにする」というものです。
気が抜けると、よだれが出ます、あくびが出ます。女性であれば不正出血、あるいは寝汗なんてのもそうですね。
そして死ぬくらいに気が抜けると、、、体液や糞尿が垂れ落ちます。
どれも気が体液や血液などを体内に閉じ込めているからなんですね。
伝染病の中にはひどいのがいて…あ、気づきました?そう、エボラ出血熱ですね。
体の中の血液を暴れさせ、激しく気を損傷することで身体中から血液が流れ出す。怖いですねぇ…
ただね、お目にかかったことはないのですが、世の中には…といっても世の中という表現が正しいかはわかりませんが、恐ろしいものもおりまして。
気が守っているのは体液などだけはありません。その奥深く、深淵まで達すると存在する魂、肉の鎧に守られた魂、最終的にはそこを守っているのです。
中にはね、いるんですよ。魂を抜き取る存在が。気の守りに風穴を開け、ひゅるりと魂を抜き取ってしまう存在が。
みなさん、ここでご覧になっているでしょう?そう、怖話ですよ。
ここの話を読んでてゾワっと鳥肌のような悪寒がしたこと、ございますでしょう?あれね、魂が抜かれようとしているんですよ。
体が必死に戦っているんです。まぁほとんど負けやしませんがね。
負けたときは…そうですね、とりあえず「気を失う」でしょうね。
そうそう、気が充実していると感染症にもかかりづらくなりますから、病弱な方は漢方薬でも飲んでどうぞご自愛くださいまし。
補中益気湯というのがおすすめでございますよ。
では。
作者春秋
コロナの影響はいかがですか?
とても久しぶりの投稿になりました。
ネタはあるのですが、多忙で筆を走らせられず…
気が向いたらまた書きます。