この話は、私が見たモノが生きていたとしても、死んでいたとしても恐怖を感じられる話です。
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多分、去年の10月頃です。私は友人とある映画を観る為に、少し遠くのショッピングモールまで行きました。その映画を鑑賞し終わった頃にはもう、1時頃でした。私も友人もお腹が空いていたので、近くのフードコートに行きます。2人とも食べ終わり、ついでに他のお店もフラフラ〜っと見に行く途中に、見ました。
それは女性の姿でした。黒いワンピースに黒いスパッツ、黒い靴を身につけており、その人の黒い髪はボサボサで、肌は少し土色で汚れており、紫の唇でした。目は焦点があっていなくて、頬に大きな青白い痣があるようでガーゼを貼っていましたが、痣はガーゼからもはみ出していました。上半身位から斜め右に体が曲がっておりました。
自分の横をただ無言で通って行きましたが、その時間はゆっくりに思えるくらいに怖く感じてました。気になって後ろを振り向いた時には既にいなかったので一応友人に、「さっきの人、ヤバイよね?」と聞くと、「?なんか変な人いた?」と言ってきました。怖かったです。
作者rona
ここまで読んでいただき有難う御座います。
この体験には、一応2つは自分なりの考察があります。1つ目は、勿論、幽霊説。ここの説明は省きます。そして、もう1つは生身の人間説です。この説についての理由は、1つ目はただ振り返るのが遅かったからどっか行っただけという考察と、2つ目は友達がただ関心がなくて見てなかっただけという考察になります。でも、その場合だとしても精神状態とか大変そうなので怖いです。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。