wallpaper:4817
去年の3月頃にも記録としてここに実体験を記した話の続きになります。
去年体験した内容をおおまかに言うと、
引っ越し先を探してた私達夫婦は築半年程のほぼ新築のアパートに引っ越しました。前の住人が半年で退去していることに若干違和感を感じてましたが、普通に過ごしていたしばらくしたある日のこと。
こたつで寝てしまった私は夢(ゾンビ化した上司に襲われる)から目覚めましたが、こたつの中で金縛り状態になっており真っ黒の人の形をした影が私に近づいてきました。なぜかあまり恐怖を感じていませんでしたが(その影は嫁さんだと思っていた)、その影が振り返ると
『あ、これ人じゃないわ、、』
不思議とそう感じました。
その瞬間、再び夢?から目覚め、夢なのか現実なのかよくわからなくなった、、という体験をしたんです。
それからも同じアパートでしばらくは何もなく過ごして、その事も忘れかけていた今年の2月末のこと。
嫁さんと息子が帰省し、私は仕事の都合上しばらく一人で生活することになったんですが、嫁さんと息子を送り出したその日の夜のことです。
ベッドで寝ていた私は、違和感を感じ夜中に目を覚ましました。壁の時計は確か午前1時か2時頃だったと思います。その違和感というのが、仰向けの私のお腹に《なにか》乗っている、、というより《なにか》にすさまじい圧力で押さえつけられている感覚でした。金縛りなのか押さえつける圧力のせいなのかわかりませんが、この時も全く体が動きませんでした。
今回は影らしきものは確認できなかったんですが、明らかにあばら骨あたりをすごい力で押さえつける感覚、
声を出そうにも全く声は出ないし、体も動かず、次第に押さえつける力も強くなってきて、
『そろそろ骨折れるかも、、』
そう思った瞬間、
夢?から覚めて、《なにか》の感覚はなくなってました。
夢?の中と同じくベッドで仰向けの状態で、夢?の中の世界観がリアル過ぎて夢なのか現実なのかわからず、この時は本当にパニックになってました。
家には私一人しかいない為、寝落ちするまでベッドでYouTubeを観てなんとか気を紛らわしてました。
次の日からは再び何もない日々が続いた為、ここに記すのも逆に怖くて、あの体験のことはスルーして過ごしてました。
そしてこの前の土曜日、再び不気味な体験をしました。
この日は、私と嫁さん、息子と布団で(息子の寝相が悪すぎてベッドはいま使ってません、、)寝てたんですが、例のごとく違和感を感じて目を覚ますと、また金縛り状態になってたんですが、それと同時に私の右腰のあたりに《手》が触れている感覚がありました。体は動かないんですが目玉だけは動くので右側を見ると嫁さんと子供が寝ているのが確認出来たので、最初は嫁さんの手だと思ってたんですが、その《手》が私の上半身を這うように動き始めるとすぐに気づきました。
明らかに私の足元から手がのびてる、、
そう気づいた瞬間、必死に嫁さんの名前を叫ぼうとしますが声は全く出ません。《手》の実体は目視出来ないんですが、お腹に掛かっているタオルケットの中をうねうねと動く《手》と思わしき物を確認したことを覚えてます。ほんとに気持ち悪かったです。
あっという間に這いずり回っていた《手》は首元で止まると、私の首を締め付け始めたんです。
声も出ない、体も動かない状態で、ついには呼吸も出来なくなり、次第に意識が遠のいていきました。
はっ!と意識が戻ると、呼吸は出来るようになっていたので、次に体を動かそうとしたんですが、そこで恐ろしいことに気づきました。
自分の左手で自分の首を掴んでたんです。
もう頭の中はパニックでした。
とりあえず隣に嫁さんと息子を確認出来たので、少し落ち着いて、この時もYouTubeを朝まで観て過ごしました。
それから現在まではまた普通の生活をしてます。
嫁さんは特に何も見たり体験したりはないみたいなんですが、今までこんな体験したことなかったのに、引っ越してからもう3回目なので、この物件担当の方に問い合わせてみようかなとも思ってます(契約する前には曰く付きの物件ではないと言われましたが、)
今後もなにかあったら、ここに記録させてもらおうと思います。
作者舌焼
拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
この話はノンフィクションで現在進行形の内容になっております。
《黒い影》や、上から押さえつける《なにか》、そして《手》と、実体が見えている訳ではないんですが、どれもなんとなく【女性】っぽい気がするんです。
なぜかはわからないんですが、なんとなくそんな気がするんですよね。
なにかいるんでしょうか。。