同窓会の時に友人から聞いた話です。
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これを怪談と言っていいか分からないが面白い話がある。
私の同僚にある考古学者が居る。
私の経営している建設会社とのコネで知り合った。
彼は人生の殆どを地面を掘り返す事に費やしている。
本当に地道な仕事でインディージョーンズみたいな冒険は映画の中だけの世界だ。
しかしインディージョーンズみたいなオカルティックな現象は実際にあるらしい。
発掘作業員が何人も祟りで不審死してる発掘現場とかは確かに実在する。
そういう現場では友人は重宝される。
本人はと言うと全くその手のオカルトを信じてないらしい・・・
まぁ私も取引先で何人か亡くなるのを目の当たりにするまで一切信じていなかったが。
何と言うか彼は鈍感過ぎて祟りや霊障が全く効かない体質らしかった。
一度彼を霊能関係に強い方に霊視してもらった事があるがギャグなんじゃないかって思える程の悪霊に纏わり憑かれていたそうだ。
本来なら1秒で即死する規模の霊障らしいが。
作者退会会員