短編1
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生き霊

これは、大学のころに友達と映画館にいった時の話です。

映画館に入り、映画を見ている最中に、スクリーンの光に照らされ、前の方の列に座る男性が気になりました。

何故気になったのか、

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shake

それは、肩の上に恐らく20体くらいでしょうか、女の生き霊が重なってついていました。

生き霊は男性の肩にまるで、布団が重ねられているように、降り重なってついています。

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映画が終わりました。

私は気になり男性の方を見ると、しきりに肩が気になるようで首を回したり、肩をさすったりしてます。

それはそうでしょうね。だって無数の生き霊がついてるんですもの。

直感しました。

あーこの人ヤバいな。

生き霊は明らかにその男性に恨みをいだき、取り憑いていました。

私は男性の顔をなんとなく記憶して、友達の車に乗りました。そして帰りながら、さっきの話をしました。

「あの人、帰り無事に帰れるかな?」

そんな事をいいながら。

友達の家につき、ゲームをしながら、ふと、先程の男性が気になりました。

「ねえ、そろそろテレビでも見ようよ」

ゲームをやめて、テレビをつけました。

ちょうど、夜のニュースがやっています。

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shake

「今日の16時頃、〇〇町の見通しの良い交差点で25歳の〇〇さんが亡くなりました。」

その当時、交通事故でなくなると、そのなくなった方の写真が普通にでてました。

ん?まてよ?この顔どこかで、、、、。

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