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短編1
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作業着の男

仕事終わり、コンビニの駐車場に車を止めて休んでいたら、いつのまにか寝てしまった。目を覚ましたら暗くなっていた。

ちょうど車の左前に人がいて車の横を通り過ぎた。くすんだ緑色の作業着とウェーブのかかった髪が印象的だ。しかし顔はよく分からない。

驚いて後ろを見ると誰もいない。車の真上には電灯があって、車中は暗いが周りは明るい。コンビニの店舗までは20m程あり、周りに車はいない。車道からは離れていて、目の前は田んぼ。

なぜそこに人がいたのか。なぜ稲が茂っている田んぼの方から歩いてきたのか。

幽霊だと思った瞬間、全身に鳥肌が立った。

Concrete
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