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短編2
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隙間女

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とある大学に通っていたYが突然学校に来なくなり、連絡しても音信不通となってしまった。

仲良くつるんでいたEとOは、心配になってYのアパートを訪れた。

ピンポーン

E「おーいY、生きてるか~?」

返事はない。鍵もかかっているようだ。

E「なんだ留守か。」

O「もしかして単位落としそうだから、諦めて実家に帰ったんじゃねw」

そんな話をして帰ろうとすると、Yの部屋の玄関が開いた。

E「お、Y!いたのかよ!返事くらいしろよな!」

Y「…あぁ、ゴメン…。」

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Yは根っから明るくて、正直言うとバカなヤツだ。しかし今は見るからに元気がなく、痩せて見えた。

O「なんだ具合でも悪いのか?助けてやるよ~。」

Y「いや、別に体調は大丈夫だよ…。」

E「ってかちゃんと飯食ってる?」

O「お前はYの母ちゃんかw」

Y「…。」

O「あ!わかった!お前Mちゃんに振られたんだろ?」

Y「いや、そういうんじゃないけど…。」

E「ま~何があったのか、部屋入って話そうぜ!入った入った!」

O「いやここ、Yの家だからw」

いつものノリでズカズカと部屋に押し入る。

Yの部屋はいつも以上に散らかって、カーテンも閉め切ったままだった

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E「昼間はカーテンくらい開けろよな。」

O「さすが母ちゃんw」

するとYは

Y「いや、カーテン開けるなって言われてるし…。」

E「え?誰に?」

O「何?!もしかして女か?」

Y「あぁ…まぁ…。」

EとO「マジか?!」

しかしYの部屋は1部屋しかなく、どこをどう見ても3人以外の人は見当たらない。

O「え~と、女は帰ったのかな?」

Y「いるんだ。そこに。」

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そう言ってYは、壁を指した。

E「え?おいY、お前大丈夫か?」

Y「いや…いるんだ。」

EとOは顔を見合わせた。

いるって言っても、そこには漫画がギッシリ詰まった本棚と衣装タンスしかない。

E「…どういうこと?」

Y「そこ…そこの隙間に…。」

どうやらYは本棚とタンスの隙間を言っているようだ。

EとOは恐る恐る、その隙間を覗いてみた。

およそ5cmほどの隙間には、有り得ないことに女性が立ってこっちを見ていた。

EとOは

shake

「ぎゃあぁぁぁ」

と叫び、Yの所へ走った。

その後恐る恐る見てみると、その女は消えていた。

Y「ほらな。。。いただろ、、、」

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FIN

PRESENT BY ゆっk

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{男VERもあります}

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