ゆびきりげんまん
うそついたらはりせんぼんのます
ゆびきった
有名な童謡「ゆびきりげんまん」。
この歌に纏わる意味を、ご存知ですか?
昔々のお話です。
当時、遊郭に勤めていた遊女達は、恋人が出来ると、愛の証として左手の小指を切り、相手に送るという風習がありました。
童謡「ゆびきりげんまん」は、この風習になぞらえて歌われてきたもののようです。
この歌をざっと要約すると、以下のような意味になります。
ゆびきり→小指を切り、あなたに贈ります。どうか私の愛を受け取って下さい。
げん→拳骨。まん→1万回。
約束を違えるようなことをすれば、拳骨1万回ですよ。
うそついたらはりせんぼんのます→嘘をついて裏切るおつもりなら、針の千本をあなたに飲ませます。それくらいのお覚悟でいて下さい。
ゆびきった→さあ、小指を切り落としました。これであなたは私のものですよ。
…げに女性は恐ろしき。
作者まめのすけ。