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短編2
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願望

初投稿させていただきます。

文章力底辺ですが、宜しければ見てください。

これは、母が10年前に体験した話です。

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母が妹を身籠ったのは、10年前の秋頃でした。

その時既に40歳だった母は、高齢出産になる為、身体への負担が大き過ぎると父や周りに反対されていました。

(既に私を含め兄弟3人がいたので、金銭面の問題もあったと思われる)

毎日毎日、“生むか堕ろすか”で悩み続けたそうです。

妊娠発覚から数日が経ち、父や祖母に説得され、母は泣く泣く堕ろす事を決意しました。

その日の夜。

せっかく身籠った自分の子どもを堕ろすと言う罪悪感からか、母は、眠れぬ夜を過ごしていました。

リビングのソファに座りながらぼぅっとしていると、リビングの奥の仕切り戸を取り外した子ども部屋に、白い影が見えました。

影は女性の様で、腕に何かを抱いていました。

その影は、眠っていた私達兄弟の顔を兄から順番にじぃっ…と覗き込んでから母の方を見て、そのまますぅっと壁に消えていきました。

女性の影は、不思議と恐ろしい感じはしなかったそうです。

そして、それを見た母は、何故か絶対に子どもを堕してはならないと思ったらしく、周りの反対を振り切り、10ヶ月後に無事妹を出産しました。

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「あれはきっと、あたし(母)の生き霊。抱かれていたのは○○(妹)だね。産みたいって言う願望と、産まれたいって言う願望が強くてきっと出てきたんだね。」

その時お腹にいた妹は、今も元気に家中を走り回っています。

Concrete
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しょーま様

コメントありがとうございます。

本当にそう思います。

あの時出て来た妹と母の生霊に感謝です(笑)

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匿名様>

コメントありがとうございます。

避妊はキチンとしていたそうです。まぁ、避妊具などで100%妊娠回避が可能な訳ではないですが...。

避妊をした中での、極僅かな可能性で産まれてきた妹は、やはり産まれる運命であったのかなと、私は思います。

ただの結果論を言葉を綺麗にして話しているだけだと、不快に思われたなら申し訳ありません。

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ngt kazu (3oe7nf)様>

コメントありがとうございます!!

本当にそう思います♪元気な妹のおかげで大変な時も笑わせてもらってます(笑)

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おろさなくて良かったね!
妹の将来が楽しみだね♪

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