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短編1
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お絵描き。

3歳になる娘は、お絵描きがとても上手だ。

日中は殆ど絵を描いて過ごしている。

父親が買ってくれたスケッチブックとクレヨンを使い、楽しそうに絵を描いている娘を見ていると、こちらも心が和んだ。そんなに絵を描くことが好きなら、絵画教室にでも通わせてあげようかと親バカな考えも浮かぶ。

この日も娘は絵を描いていた。私は家事の合間、娘の様子を見にリビングへと入る。

娘はスケッチブックに小さな女の子らしき人物と、顔や体が真っ黒に塗り潰された人物を描いていた。

ギョッとして娘に尋ねる。

「何描いてたの?」

すると娘は小さな女の子の絵を指差して答えた。

「これ、わたし」

「じゃあ……これは?」

黒いクレヨンで全体的に塗り潰された人物を指差す。娘は1回瞬きすると言った。

「これ、ママだよ」

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血赤様。コメントありがとうございます。

私も小さい頃は、人物の顔を青や緑で塗り潰しておりました。

小さい子どもの描いた絵は凄くダイナミックで味がある反面、夕方とか夜などに見ると、少し不気味に感じてしまうのですが……私だけでしょうか。

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わぉ…

お母さん…ドンマイ←
子供…無邪気だね←

僕も小さい頃はよく人を黒く塗りつぶしながら書いてたな←

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