短編2
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帰省~ヒキミさん~

俺「ヒキミさんって?」

じいちゃん「見るもんじゃねぇだ、でもお前にもそろそろ教えても良いかなぁ…」

ばあちゃん「良いんじゃないですか?子供じゃないし会いに行くだなんてしないでしょ」

じいちゃん「…じゃあ教えるか、でも会いに行くなんて事するな。」

ばあちゃん「ヒキミさんはだね近くにある古屋あるだろ?そこに住んでいるんだよ、入ったものは不治の病にかかるかヒキミさんに首を持ってかれるんだよ…」

俺「へぇ~」

じいちゃん「首じゃなくて足じゃ?」

ばあちゃん「いーや首だ」

じいちゃん「足じゃ!絶対そう!」

ばあちゃん「くび!クビ!首!KUBI!」

じいちゃん(´・ω・`)

俺「取り敢えず体の何処かを持ってかれるんだね!!」

じいちゃん「そーゆー事」

俺「………」

俺は二人を心配させたくないので黙って行くつもりだった。

数日後

友人A「おっはよー!」

俺「すまないね、わざわざ呼び出したりして。」

A 「ぜんぜんいいよー」(^-^)

俺「ヒキニさんに会いに行こうと思ってるんだよ。」

その瞬間Aの顔が固まった。

A「お前…マジでか?」

俺「そのつもり」

A「死を覚悟してあの廃墟には入れ、俺はまだ生きてたい。」

俺「Aも一緒に来いって。」

A「え!?NO!No!」

俺「帰ってこれたらパーっとやろうよ、大丈夫だお願い!」

しかし中々いきたがらない。

食い下がらず交渉を続けること30分弱ようやく納得させれた、条件としてはヒキニさんに会ったら俺を身代わりにしてAは逃げること、それだけだ。

A「まぁいいよ…車出してー!」

俺の愛車をだし廃墟へ向かった。

俺「ここが廃墟か…」

A「うん、そうだよ。」

俺「廃墟にトイレある?行きたい。」

A「水道も止まってるだろ(´・ω・`)」

俺「草むら無いー!」

A「入って探すか…」

ギギギギギ

鈍くドアが開く。

俺「ここか?…ここだ!」

A「トイレに一緒に入っていいか?怖い…」

俺「いいよ(*´-`)俺も怖いし」

一人で精一杯のトイレに二人入るとめちゃくちゃ狭い。

チャックを開けたそのときだった!

ごぉぉぉ…ゴボッ!

俺「ううぇいい!」

A「ドア開けろ!わ!わ!」

トイレの便器の中から手が出てくる…

俺とA「わぁぁぁぁぁぁぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」

全力疾走で和室?と思われる部屋に入った。

俺「はぁ…はぁ…」

A「ひぃ…ひぃ…」

ばたん!…

俺「!?今度はタンスが!」

A「ヒッ!」

タンスがバタバタ開いたり閉じたり…その中から!!

俺「え!?」

ヒキニさん?と思われる霊を見た。

タンスの中から手が延びてきてAの腕を掴んだ!!

A「ギゃ!」

俺「Aぇぇぇ!」

Aはタンスの中へ吸い込まれてった…

俺「A!しっかり捕まれ!」

わずかにあるAの手をしっかり掴んだ…

俺とA「………………………」

続く…

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uniまにゃ~さんご指摘ありがとうございます。
読み返したところヒキミさんでした。。。ありがとうございます!

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続き面白かったです( ´ ▽ ` )
先が読たいです。

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