前回のあらすじーーーーーーー
僕は病院を抜け出した後に防空壕の近くの公園で落ち合うことにした。
長谷川がまだ来ていなかったので僕は待つことにした。
待っていてふと横を見るとワンピースを着た女性がこちらをチラチラ見ていた。
その状態が5分ぐらいから続いただろうか。
長谷川がやっと来た。
遅い!僕がそう言うと、色々準備をしていたと言って何やらゴソゴソとカバンから道具を取り出し始めた。
あ…。やばい、何も持って来ていない。そんなことを思っていると、お前の分も持って来たぞと長谷川。
…お前最高。
出発する前に女の方を見たがもうすでに消えていた。
そして防空壕を見に行った。
警察が言うには防空壕は無かったりと言うがあった。
警察の捜索不足なのだろうか?
とりあえず先に進むことにした。
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〜in.防空壕〜
長谷川「あ、あのさ〜、お前そう言えば⚪︎⚪︎神社の巫女のお姉さん知り合いだったの?さっきチラチラ見られてたけど…。」
…?神社の巫女?あの女の人巫女だったの!?
長谷川「お前今(え?何?あの人神社の巫女だったの!?)って顔してるな。知らなかったのか?」
…お前はエスパーかよ。
僕「いやいや、知るかよ!!まず巫女がいたなんて知らなかったよ!!」
と言うのも、僕が小学校の頃にあまり外に出なかったのがダメだったのだろう。
長谷川「ってか、お前が見られてそわそわしてたの俺見てたからな?面白かったよw」
こいつ・・・帰ったら八つ裂きにしてやる・・・
そんな感じで話をしながら歩いていると…
僕「…長谷川、そろそろだぞ…。」
と、真っ暗な防空壕の奥を指差した。
奥には、あの夢の中のブルーシートがあった
長谷川「マジであった…。」
長谷川には夢の出来事の話をしていたので相当驚いている様子。
そして中に入って行く。
そこにはあの夢の中と全く同じ光景が広がっていた。
大きな空洞の中に大量の死体。天井には吊るされた小動物たち。
壁に釘で手足を打ち付けられた小動物たち。
そして………………。
壁に手足を打ち付けられ大の字に壁に張り付いた雅の姿が…。
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長谷川.僕「「みやび!!!!!!!!!!!!!」」
僕たちは防空壕に響くほど大きな声でみやびの名前を呼んだ。
すると。
雅「う、あ…うあぁ…こ…うじ…はせ…が…わ…」
近づいて見ると夢と同じでパンツだけで身体中をズタズタに切られていた。
僕「雅!!!ごめん…!!!本当に…ご、ごめん…」
僕は雅が生きていたことが嬉しくてそのまま泣いてしまった。
長谷川「馬鹿!!急がねえとあの足音の主が来るぞ!!」
そうだ、急がないとあの謎の足音の主が来てしまう。
僕たちは早速事前に持ってきた釘抜きで雅の手足に打たれている釘を抜き始めた。
雅「う…あ!!うわあああああああ!!!!!」
叫ぶのも無理はない。
釘を抜いてる最中抜いている場所から血がドバドバと出て来ていた。
僕と長谷川は、頑張れ!もう少しだ!と、声をかけながら全ての釘を抜き終えた。
長谷川より力がある僕は、最後の釘を抜いた瞬間雅を掲げ荷物も片付けて早速もと来た道を戻ろうとした。
その時…………
コツッ…コツッ…コツッ…
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続く。
作者えんぴつ
どうもこんにちは!!学校でiPadを使っているのが見つかりそうになったえんぴつです!w
さぁさぁさぁ!!今回とうとう2日ぶりに雅との再開を果たした僕たち!!
雅が生きていることが嬉しすぎて号泣する僕!
泣いてる場合じゃねえ!と怒る長谷川!
生死の境をさまよう雅!!
そんな僕たちに再び迫るあの恐怖…
コツッ…コツッ…コツッ…
よかったら、怖い、コメントしてくれると嬉しいです!!
次回も何卒よろしくお願いします!