【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編2
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悪気は、ない……

自分が働いているとある、オモチャ屋の話。

新人の女の子Aさんがアルバイトで入った。

明るく、元気もよく、子供うけもよく、

仕事もできた。

が、時おり、何もない場所を見つめたり、

挙動不審な行動をとっていた。

ある日、その子が、接客をしていた。

自分は、作業をしながら、それを見ていた。

Aさん「ごめんなさい。そちらの商品は、人気で現在品切れになります。近いうちにまた、入るとは思います。」

お母さん「そうですかぁ。さっちゃん今は無いんだって。また、今度買いに来よう。」

さっちゃん「うん、わかった。」

Aさん「さっちゃんごめんね。」

さっちゃん「大丈夫だよ。お姉ちゃん。」

Aさん「お兄ちゃんもごめんね。」

さっちゃん「しんちゃんって言うんだよ。」

Aさん「そっか、しんちゃんって言うんだ。お姉ちゃんとお買い物来ていいね。」

Aさん「今度お父さんと、来てくれるの?ありがとう。さっちゃん、しんちゃんまたね。」

子供にもちゃんと、声をかけてやっぱり仕事できるなぁ。

なんて思っていると、さっきのお母さんが勢いよく、走ってきて、怒鳴られた。

お母さん「この店は、なんなの!!ふざけているの?!」

店長出せと、かなりの激怒。

場所を変え、詳しく聞くと、しんちゃんは、いないと言う。

正確には、いた。

しんちゃんと、お父さんは、3ヶ月前、事故で死んでいるらしく、

それを、Aさんにからかわれたと、激怒していた。

お母さんに必死に謝り、最後まで、怒っていたが帰っていった。

Aさんに話を聞こうと、休憩室に行くと、Aさんは、青い顔をして、座っていた。

Aさん「すみません!」

Aさんは、霊が見えるらしい、が、それが実際の人なのか、霊なのかが、判別できないらしく、時おり、こういう事態が起きるという 。

数日後、Aさんは、体質が合わないという理由で、仕事を辞めた。

別れ際、彼女は、忠告してくれた。

「店内で、黒い影を見かけたら、それにだけは、近づかない

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でくださいね。」

Concrete
コメント怖い
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なんだか悲しいお話ですね…

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