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何年か前まで同じ夢を繰返し見たことがあった…
田舎道を歩いている俺…
空からは大粒の雨が降っている…
とても大きな舗装された道を横切ろうとする…
どれだけ広い道路なんだろう…
向こう側が全く見えない…
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ゴ~~~ッ!
大きな物音に気付きそちらに目を向ける…
!Σ( ̄□ ̄;)!Σ( ̄□ ̄;)!Σ( ̄□ ̄;)
俺の身体の何100倍もある車がこちらに向かって走ってくる…
『なんだよ…、これ…』
その車のタイヤは俺のすぐ目の前を通りすぎて行った…
ゴ~~~ッ!
轟音と共にまたデカい車が近づいてくる…
慌てて駆け出そうとするが、思うように前に進めない…
その車は、俺を跨ぐような格好で通りすぎて行った…
また、車に来られては次こそヤバい!
とにかく必死で前に進む…
自分がどんな状況下にあるのかわからない…
ただ、普通に歩けて無いのだけは確かだ!
ほふく前進でもしてるかのようにして前に進んでいる…
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ようやく、道路の反対側が見えてきた…
『とにかくあそこまで行かないと…』
あと少しで、舗装が途切れ妙に背の高い草の生えた場所に辿り着くって時だった…
空から、人の話し声が聞こえた…
見上げるとそこには、俺よりも遥かにデカい女が二人歩いていた…
『なんだよ…、これ…? 俺が小さくなってんのか…?』
その次の瞬間、女の巨大な足が俺に向かって降りてくる…
『ヤバい!…踏まれる!』
飛び退くようにして、足を避けた…
自分でも驚くような跳躍力だった…
ひとっ跳びで巨大な草の林に辿り着く…
驚きながら何故かもう一度俺は地面を蹴った…
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着地するはずの地面はそこには無かった…
大きな川?、池?
とにかく、水面に向かって俺は堕ちて行った…
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いつもそこで目が覚める。
どうでもいい内容だけど、ここまで続くと気味が悪い…
何か良くないことが起こることを暗示してるんじゃないだろうか?
そんなことを考えたりもする…
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そんなある日、彼女から誘いがあった。
『○○に居る女の占い師が、よく当たるって評判らしいよ。行ってみようよ!』
俺は普段、特に占いなんかの類いは信じてはいないが、興味本意で付いていくことにした。
そこで、いろいろと占って貰ったが、ほとんどの内容は覚えちゃいない…
よく覚えてるのは、3つ…
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『あなた達は長くは続かない』
これは当たったな…。数ヶ月後に彼女とは別れた…
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『あなたの将来が見えるのは32歳まで…。それ以降の未来は見えない…。肝臓に気をつけなさい…』
いや、もう32歳過ぎてるけど生きてますが…
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『あなたの前世は天寿をまっとうしたカエルです!』
は? カエルって…
『ゲコゲコと鳴くカエルです!』
天寿をまっとうって?
『車に轢かれたりしないで寿命一杯まで生きたカエルです!』
………
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あの夢… カエル時代に見た景色なのかな?
確かに車には潰され無かったなぁ…
そっか、カエルなら水に堕ちても問題ないもんな…
なんて妙に納得したのを覚えてる…
そう言えば、子供の頃に耳鼻科で言われたことあるなぁ…
『あなたの耳の創りは、カエルに近いですね。』
ッてか、カエルの耳ってどこだよ…
作者烏賊サマ師
すいません(^_^;) 怖い話しじゃ無かったですよね!Σ( ̄□ ̄;)
まぁ、こんなことがありましたって体験談です。
今でも消化不良な出来事です。
これ以降、あの夢は見ていません(多分…)(^_^;)