今回は小ネタを。
十数年も前に飲んだくれた父から聞いた(勝手に話し出した)話です。
父も祖父 (父の父:でかい寺の住職)から遥か昔に聞いた話が元なようです。
いつ頃から流行り出したのか有名になり今でも広く知られているこっくりさん。
あれは交霊、まじない、除霊、封霊にも使えるオールマイティなものらしい。
ただ、素人がやったところで何の効果もないそうで
たまに聞く「本当に10円玉が動いた」とか「コックリさんをやってたらおかしくなった人がいる」とかいう話は9割は嘘か気のせい(単純な催眠術のようなもの)だそうだ。
「病は気から」とはよく言ったもので「これをすると何か起こる」という心理から無意識に人体が勝手に引き起こしている事がほとんどだそう。
「催眠術にかかりやすい体質の人がいると何かが起こる」と言った方が正しい。
とはいえ、本当に多少でも霊感的なものがある人がやったり近くにいたりすると霊が寄ってくる事はあるので
どういうものなのか、何がよくて何が悪いのか
諸々ちゃんと理解した上でやらないと危険なものには違いない。
まぁ、結局の所生きてる人間の力の方が強いって事だ。
とまとまりもクソもない話を聞かされました。
私の話をまとめる能力のなさは父親譲りなのかもしれません。(顔も父親似だし)
こっくりさんをはじめとするテーブルターニングの部類や
ひとりかくれんぼ、にらめっこなどそういった怪しげなものは
幽霊云々ではなく人間の脳みその機能の適当なところ(目の錯覚や幻聴など含む)が関係してくる事がほとんどだから
面白半分でやるもんじゃないぞー
という話でした。
…何となく伝わってればいい…かな…
作者望月 優雨
ちなみにそういった事に使った紙、10円玉、人形などなど
お寺に持ってくる人が多いそうで正直困るそうです。
…お寺にも色々あるのですよ。面倒な事情が。