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中編3
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Yの都市伝説

music:1

Y「暇だなぁ

やることないなぁ

つまんねぇなぁ

女いないかなぁ

なんかよー

気持ち良いとこねぇかな?」

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私「・・・・・

知らね

どうでもいい」

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Y「キャバでも行くか!」

私「行かない」

Y「良いとこないか?」

私「ってかうるせぇな

ギター弾いてて良いから来てくれって言ったのお前だろ?

黙って呑んでろよ」

Y「やっぱり2人だと華がないんだよ」

私「じゃあ帰るわ」

Y「ごめんなさい

いてください」

私「ヤダ!帰る」

Y「アタシを捨ててどこ行くのよ?」

私「男に恋愛感情を持たれる趣味はないね」

Y「んだよ!ツレねーな

そういえばよ?」

私「んぁ?」

Y「女と言えば

口裂け女っているじゃねぇか」

私「あぁ都市伝説で

私綺麗?って聞いてくる勘違い女な」

Y「あれって元が綺麗じゃないと

言えないよな

俺なら口裂けすら愛してみせるね」

私「まぁコンプレックスの塊でも良ければ

それは良いんじゃね?」

Y「ちなみに口裂け女って

あれは奇形だったり事故だったりで

それを見た心無いアホが造った創作だろうな」

私「ほー」

Y「都市伝説ってよ

媒体が必要なんだよ」

私「媒体?」

Y「そそ!媒体だよ」

私「例えば?」

Y「そうだなぁ

人面犬なんて

チワワ散歩してる中年のおっさんを見て

バーコードハゲとチワワを合体させたら

面白くね?ってことだろ」

私「バーコードは余計だろ」

Y「バーコードは重要だ!

それより!

おっさんの都市伝説は面白半分だろ?

女の都市伝説は美しさがあるんだよ」

私「いや、よくわかんない」

Y「ちょっとマジで説明してやるから

ギター置け!」

私「・・・・」

Y「さっきの口裂け女は

例えばハムでロングコートだと怖くないだろ?」

私「確かに!」

Y「スタイルが良いからロングコートが似合うんだよ!

ハム女がよ?

「私綺麗?」って聞いてこられてみろよ

そしたら「いや綺麗って聞く前に痩せろよ!」

ってなるだろ?」

私「まぁな」

Y「ほら、めっちゃ色気が出てきたろ?

口裂け女

・・・クッチーにちょっとトキメキを感じるだろ!」

私「あーうん、そうですねー」

Y「都市伝説も流行りがあるんだよ

昔はスタイル抜群の愛人クッチーで!

今は背が高い八尺様だろ?

ハッちゃんは身長高過ぎなんだろうけど

ロングヘアーのサラサラじゃん!

やべぇちょっとテンション上がってきた」

私「ごめんよく分からない」

Y「サラサラのロングヘアーで

〇〇なことや✖️✖️なこと出来たら

興奮するだろ?」

私「お前の頭の中はそんなことばっかりかよ?」

Y「いやでもよ

真面目な話だけどよ

幽霊が出たら1番の効果のあることって

なんだと思う?」

私「悪霊退散!的な?」

Y「ちげぇーよ

男ならチャック下ろして

物を出して見せてやれば良いんだよ」

私「はぁ?」

Y「ふざけてるわけではないぞ?

霊ってこの世の不純物みたいなもんなんだよ

残留思念とか

それに対して

不潔な物をぶつけてやるんだよ」

私「ほー!」

Y「トイレの花子さんなんてよ?

ガチで目の前で力むと思ってないだろ?

「開かないよー!」って言われても

目の前に流してない創作物があってみろよ

「開かないよー」じゃなくて

「早く流せよー」に変わるだろ

私「その状態で出てくる花子にリスペクトするわ」

Y「要は不純物には不潔な物で対抗するのが

素人には1番の効果がある方法ってことだな」

私「お前の話って下ネタか女の話ばっかりだな」

Y「褒めるなよ」

私「褒めてねーよ」

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そしてその夜も更けていきました

Concrete
コメント怖い
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むぅさん
ありがとうございます
たまにこんな会話になるので
何かあったらまた書いてみようと思います

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面白いので一票♪
もっと色んな話が聞きたいですな(^^)

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