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短編2
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超短編集

俺が幼い頃、初めての心霊体験。

俺が初めて自分の部屋を貰った頃押し入れが嫌いだった。父や母の物しか入っていないため滅多に開けなかった。ある日、姉とかくれんぼしているとやっと鬼から解放された。そして何故か押し入れに隠れてしまった。中には段ボールが沢山あり布団があったりで隠れるのには困らなかった。布団をかぶり隠れていると段ボールの間から覗く目が。。。。。

そのまま気を失ってしまったのか寝てしまって夢を見たのかわからない。

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お風呂場にて。

お風呂場のドアのステンレスの所にシミがあった。何回洗っても綺麗にならなかった。1ヶ月位たった頃そのシミが女性の顔になってきた。浴槽に入ると嫌でも目に入る位置。夜に入れなくなった。日に日にはっきり浮かび上がる顔。完璧に顔が浮き出たら不味い気がして、直ぐに引っ越した。

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ドライブ

これは本当に最近の話。

ドライブ中娘と嫁が

『危な~い』

と声を揃えて叫んだ。

ビックリして、フルブレーキ。

車の前に男の人が飛び出して来た。ぶつかった。

二人の悲鳴が聞こえたがそれ所では無かった。

車を降りて辺りを見回すが何もない。一応警察に連絡して来て貰った。その警察官の1人がまたここですか~と年輩の警察官に言っていた。その警察官が

『この場所で人を轢いたって通報が多いんです。だけど被害者が見当たらないし車に傷1つついてないでしょ』

と言われ初めての冷静になった。確かに車に傷1つ無かった。

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救急車

嫁が切迫流産で救急車に乗った時、

隣に妻のおばあちゃんがいた。

『大丈夫だよ。元気な女の子が生まれるからね~』

と笑顔で俺と妻に言って消えた。

子供の性別は二人とも聞いて無かったので産まれて来てビックリした。

妻のおばあちゃんは数年前に亡くなっていた。助けてくれたんだな~と感謝している。

Concrete
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