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火遊び。【姉さんシリーズ】

長編12
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火遊び。【姉さんシリーズ】

俺には4つ年上の姉がいる。

この春から大学に入学した姉さんは、実家である玖埜霧家を出、母方の祖父母の家から通っている。

実は姉さんが大学進学と共に実家を出たいと両親に申し出た際、玖埜霧家では一悶着あったのだ。

仕事仕事仕事。根っからの仕事人間ーーーワーカーホリックである我が両親の口癖は、「死ぬ時は面倒な仕事を終えてから死にたい」である。

実質、俺こと欧介が産まれた時など、父親は出張中で来なかったし、母親も俺が産まれた1週間後に仕事復帰するなど、このご時世に育児放棄と呼ばれても仕方ないような有り様だった。

たまの土日ですら、自ら進んで休日出勤するような風変わりな両親とはいえーーー血の繋がらない義理の娘であり、俺の義理の姉である御影のこととなると、いつもはあまり関心を示さないあの人達が慌てふためくので、そこはまあ、この人達も感情がある人間なのだな、と自嘲気味に思う。

血の繋がりがあり、実の子どもである俺のことよりも、血の繋がりがない養子である姉さんのほうがずっと気にかけられ、大切にされている。それは正しいことなのだろうし、美しい話なのだろうし、えこひいきしてほしいわけでもないが。正直、何とも言えない。

姉さんが大学進学にあたり、両親に対して申し出たことは2つある。前々から考えていて、大学進学を機に話したかったのだと言っていた。話したかった、というより条件に近い。

1つは玖埜霧家を出ること、そしてもう1つはーーー

玖埜霧家との養子縁組を切り、御影という名前を棄てる、というものだった。

◎◎◎

「御影って名前は母さんが付けてくれた。葵さんが、ね」

姉さんはそう言ってソファーに座ると、長い足を組んだ。キャミソールに太股の付け根が露になるくらい短いショートパンツ。戯れに実家に帰ってくる時は、いつだって露出が多い格好をしている。大学にもこんな格好で行っているのかと聞いたら、ふん、と鼻で笑われた。

姉さんはたまの週末、ふらりと帰って来ることが多い。だが、それは中学3年生となった俺からしたら、ありがたかった。両親は相変わらず平日も土日も仕事だったし、1人でこの家で過ごすことは寂しかったからだ。食事をする時など、息が詰まるくらい孤独を感じる。

姉さんもそんな俺を気遣ってなのだろう。大学は多忙を極めていたらしいが、ちょこちょこ帰って来てくれた。大学で覚えたのか、煙草をふかすようになったことはあまり頂けないが。そもそも、姉さんはまだ未成年だし。

「御影って名前は、その名にある通り、影なの。私の身代わりみたいなもん。男の子の致死率が高かった時代、わざと女の子の格好をさせて、魔物から守っていたーーーなんて話があるけど。まあ、それに近いのかな。私の本名は、ほら、色々ヤバいからさ」

慣れた手つきで姉さんは煙草を取りだし、迷うことなく火を点けた。ふう、と紫煙を燻らせ、口の端に笑みを浮かべ、向かいのソファーに座る俺を見た。

「私の本名を知っているのは玖埜霧葵ーーー私達の母親だけだから。玖埜霧駛馬(クノギリハヤメ)、つまり私達の父親すら知らないからね。でも流石に本名にはまだ戻すなと母さんから言われたよ。まだだめだってさ」

意味深なことを言う。俺は何も言えず、曖昧に笑って誤魔化すようにテーブルに手を伸ばす。烏龍茶の入った氷入りのグラスを掴み、ちびりと口にした。

「母さん以外に私の本名を教えるつもりはなかったけど、さ」

姉さんは何故か愉しそうに、首を傾げて胸を反らす。伸びた黒髪がさらりと胸元にかかって揺れた。

「欧介には知っていてほしいから」

その瞬間、手の中のグラスに入っていた氷が、カランと音を立てた。付けっぱなしだったテレビの音も今では遠くに感じられる。窓の外から聞こえていた名も知らぬ鳥の囀ずりすら、今では全く聞こえない。

姉さんはふうー、と紫煙を吐き出すと。身を乗り出してこう告げた。

「私の本名はーーー」

物部明姫(モノノベアカルヒメ)だよ

◎◎◎

インターホンが鳴った。姉さんが面倒臭そうにちびた煙草をテーブルの灰皿に押し付ける。そして顎をしゃくり、俺に「出て」と命じた。

急な来客が何故だかありがたく感じられる。俺は背中にびっしょりとかいた冷や汗を感じつつ、駆け足でリビングを出る。とたとたと廊下を抜け、サンダルを履いた。

「どちら様ですか」

そう言いながらドアを開けると、20代前半くらいの若い女声が、困ったような、不安そうな顔で「こちらに霊能者の方がいると聞きまして‥‥‥」とすまなさそうに言った。いかにも良家のお嬢様、といった黒髪に白いワンピース姿。手には白いハンドバッグを持っている。

「霊能者というか‥‥‥まあ、オカルトに通じてはいますけどねえ」

「では、あなたが?」

苦笑しながら答えると、彼女は胡散臭いようなものを見るように俺を見た。俺は顔の前で右手を振り、「いや、霊能者というか‥‥‥姉が、です」と答える。

玖埜霧家御影は、その筋で有名な霊能者である。

いつからかそんな噂が巷に広がり、都市伝説のように知れ渡るようになった。今ではネット上でもその名が広がりつつあるというのだから驚きだ。

噂自体は全くの出鱈目ーーーというわけではない。玖埜霧御影は確かにオカルトに通じているし、俗に言う「視える人」の部類だろう。様々な知識を身に付けているし、祓い事の類いも出来る。かくいう俺も、姉さんの力は幼少期から見せつけられている。

玖埜霧御影は本物だ。

◎◎◎

その女性は池沢実(イケサワミノリ)と名乗った。わざわざ新幹線を使い、岩手県から来たと彼女は言った。それと同時にアポなしで来たことを軽く詫びてから、彼女は言った。

「出身は東京なんです。今度結婚するので、その関係で今は岩手県に住んでるんです。婚約者が岩手県にいるんですよ」

池沢さんははにかむように笑い、右腕手薬指に嵌まる婚約指輪を見た。来月、結婚するそうだ。俺はアイスティーが入ったグラスを彼女の前に置くと、姉さんの隣に腰掛けた。姉さんが吸っていた煙草の匂いで部屋中が煙たいが、池沢さんは文句1つ言わず、にこにことしている。

「婚約者の隼人さんとは婚活アプリで知り合って。私、これまで男性とお付き合いしたことがなかったから、最初は心配だったんです。でも、実際に会ってみたら意気投合したんです。彼はイケメンで、スポーツジムのインストラクターをしていて。最初のデートで告白されて付き合うようになり、トントン拍子でーーー」

「鞄」

頬を染め、惚気話を始めようとする池沢さんの言葉を遮り、姉さんは新しい煙草を咥えながら面倒臭そうに言う。

「何を持って来たの。それ」

池沢さんははっとしたような顔をしたが、大人しくハンドバッグを膝に置き、中から薄汚れて黄ばんだ御守り袋を取り出した。それをテーブルの上にそっと置く。

普通、御守りには「安全祈願」とか「商売繁盛」とか、その御守りが何の御守りであるかが書いてあるのだが、彼女が出したその御守り袋には何も書かれていない。というか、神社やお寺で購入したものではなく、手作り感があった。

「ハカソヤって‥‥知ってますか」

窺うような眼差しでそう話す池沢さん。姉さんは煙草を弄ぶようにしながら、顎を突き出した。

「岩手県に伝わる風習の1つ。まだまだ女性の地位が低く、見下されていた時代。その頃は夜這いの風習があった」

「男が若い女の家に上がり込み、無理矢理体の関係を結び、妊娠させる。そうして産まれた子は、村全体で育てた」

「女は男を拒んではいけなかった。もし拒めば、村八分にされ、時には殺されてしまうから。それは例え結婚していたとしても同じこと。妻である身にも関わらず、夜這いに来た男は誰であろうと受け入れなくてはならなかった」

「小さい村であればあるほど、そうすることでしか村の繁栄に繋がらなかったから」

「だが、ここで手篭めにされた女達もただ泣き寝入りをしていたわけではない。生娘も、結婚している女も自分の貞操を守るために御守りを作った」

「指に綿を巻き付け、死産した女児の膣に指を突っ込み、抉る。滲み出た血液を充分に綿に染み込ませ、それを御守り袋に入れ、肌身離さず持ち歩く。」

「この御守りがハカソヤと呼ばれる」

「ある晩のこと。村の生娘である女が寝ていると、男が夜這いに来た。拒むことは村のしきたりで許されない。女は泣きながら受け入れるしかなかった」

「犯されている間中、女は呟き続けた。御守り袋を握り締め、男に気付かれないよう、囁くようなか細い声で必死に」

「ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ、ハカソヤ‥‥‥」

「すると男はゴボリと血を吐いたかと思うと、口から内臓を吐き散らし、死んだ」

「ハカソヤの名前の由来は幾つかある」

「ハカソヤのハカとは、被瓜ーーーつまりは少女喪失。ソヤとは初夜訛ったもの。結婚し、幸せな初夜を迎えることが出来ますように、という願いを込めた名前である説」

「或いは、欲望のままに女を犯す憎い男の内臓を吐かせてやろうかーーー吐かそかーーーハカソヤとなった、という説もある」

「‥‥‥よくご存知ですね」

池沢さんは目を見開いていた。

「岩手県に伝わる風習らしいですけど、文献らしい文献は残っていないと聞いてます。よくご存知でしたね」

「私は大学で民俗学を‥‥‥まあ、そんなことはいいんだけど」

火が点いた煙草の先端で、テーブルの上に置かれた御守り袋を示しながら、姉さんは池沢さんを見る。

「これはあなたの?」

ここで池沢さんは表情を変えた。眉をしかめ、唇をぎゅっと噛み締める。膝の上に重ねて置かれていたはずの両手は、今や固く握り拳を作っていた。

「‥‥‥はい。先月、亡くなった隼人さんの母親からこっそりと渡されました。先月、隼人さんの実家に遊びに行った際に、隼人さんの母親である透子さんから呼び出され、仏間で受け取りました。男子禁制の御守りだから、隼人にも知らせるなーーーと言われました」

「な、亡くなった?」

思わず俺が口を挟んでしまう。姉さんにぴしゃりと頭を叩かれ、俺は肩を竦めて黙った。そんな俺を気の毒そうに見やりながら、池沢さんは緊張した様子で続ける。

「その日はそのまま泊まらせて頂いて、何事もなく皆で団欒しました。でも、次の日に‥‥‥隼人さんの母親が亡くなりました。それでその、亡くなり方がーーー」

「腹を割かれて、子宮を潰されて死んでた」

先読みしたかのような姉さんの言葉に、池沢さんは勿論、俺もギョッとして姉さんを見る。リビングには重苦しい沈黙が流れ、空気が鉄のように感じた。肺が潰れてしまいそうな圧迫感に耐え切れなくなったのか、池沢さんが震えながら続ける。彼女の呼吸が、急に荒いものとなった。

「け、警察はさつじ、殺人のせ、線で捜査してる、って‥‥。わ、わわ私や隼人さん、隼人さんのの父親も、事情聴取や取り調べを、う、受けました。げ、玄関にも窓にも施錠はされてましたし、が、外部からの、侵入は、ない、と‥‥‥。で、でも、凶器も、見つからなくて‥‥、結局、い、未だに分からないそうで‥‥、は、犯人も、凶器も‥‥‥、」

「ふうん。で、あなたは何でここに来てるの。結局、あなたは私に何をして欲しいの。婚約者の母親を殺した犯人を捕まえてほしいーーーわけではないんでしょう?」

「あ、あ、そ、それは、その‥‥‥」

姉さんの問い掛けに、池沢さんは明らかに狼狽していた。目が忙しなく泳ぎ、唇は乾燥してささくれだっている。端正な顔には、いつの間にか汗の筋が幾つも流れ落ちていた。

「わ、私も、わたし、も、ああなるんじゃ、ないか、って‥‥。隼人さんの、母親、みたいに、なるんじゃないか、って‥‥‥。ふ、古い風習、ですし、真剣に信じているわ、わ、わけではないけど‥‥、で、でも、怖い‥‥怖くて」

「隼人さんのお母さんから、聞いてたから?」

びくっ、と池沢さんの細い肩が震えた。俺は思わず「大丈夫ですか?」と尋ねるも、彼女は何も言わなかった。聞こえていなかったのかもしれない。それくらい怯えていた。

姉さんはふうー、と紫煙を吐き、池沢さんを見た。

「ハカソヤは女性の貞操を守るための御守りだから。幸せな破瓜を、幸せな初夜を迎えられますように、という願いが込められている。いや、願いというより呪いに近いかな」

「ハカソヤの呪いは、女性の貞操を無理矢理奪おうとする男だけに振りかかる災いではない、ってのこと。幸せな破瓜を、幸せな初夜を、自ら迎えようとしない女にも振りかかる」

「女の貞操を奪おうとする男は、口から内臓を吐き散らして死に、貞操を自ら破る女は、腹を割かれて死ぬ」

「この場合の貞操を破るというのは、既婚者である女性が、夫以外の男性との関係を持つ、という意味もある。ハカソヤは貞操を破ると呪いを発動させる」

「婚約者の母親は、浮気をしていた。それは彼女の死に様からして間違いない」

「多分、死期が近いことを知って、あなたにハカソヤを渡したんだと思う。ハカソヤの呪いが発動し、自分が長くないことを承知で、あなたに渡した。本来、ハカソヤの御守り袋は、結婚した当日に渡すのが正式だから」

「あなた達が結婚するまでは、生きていられないと思っていたんじゃない?賢い判断だね。勘がいい人だったと思うよ」

「あなたは隼人を裏切らないでねーーーとでも言われたんでしょ。裏切ったら酷い死に方をするとも」

「池沢さん、あなたもーーー」

「私はあんなババアみたいに死にたくはねーんだよ!!!」

ふいに大声を出し、立ち上がる池沢さん。おしとやかそうな彼女がいきりたったので、その様子に面食らう。彼女は血の気が引いた真っ青な顔をしてあてり、唇はワナワナと震えている。頬に汗でべっとりと一筋の髪の束が張り付いていた。口調も酷く乱暴粗野だった。

「あのババアありきであの息子だよ!息子である隼人のことはすげえ甘やかして、その癖、私にはキツく当たりやがる!世間知らずだの考え方が甘いだの、さんざん馬鹿にしやがったんだ!隼人のクソ野郎もクソ野郎だ、私が気付いてないと思って油断しやがって!スマホにあれだけ女の連絡先があるのを知らないとでも思ってたか!あいつだって、隼人だって、浮気してた!週に3回のペースで女と会ってたんだ!だから、だから私だってーーー」

ほんの、遊びのつもりで。

ほんの、火遊びのつもりで。

「浮気したんだよ!婚活アプリで知り合った、馬鹿な男とな!」

◎◎◎

池沢さんが帰った後、俺はリビングの窓を開けた。外からはいつものように、名も知らぬ鳥の囀りが聞こえてくる。バイクがけたたましい音を立てて走り去る音も聞こえてくる。

「やー、可哀想だねえ‥‥‥」

ちらりと振り返ると、姉さんはごろりとソファーに横たわり、漫画を読んでいた。視線は漫画に向けたまま、姉さんは面倒臭そうに言う。

「婚約者と婚約破棄して、浮気相手と結婚すれば命が助かるんだから。安いもんでしょ」

そう。池沢さんは浮気をしていた。婚約者の隼人さんも浮気をしていたから、自分も浮気をしていたと彼女は言っていたが、真実のほどは分からない。

ただ、ハカソヤの呪いは発動し、結婚前に貞操を破った池沢さんは、腹を割かれて死ぬところだったのだ。

同じく浮気をしていた隼人さんの母親と同じように。腹を割かれて、子宮を潰されて死ぬ。

どうにかして私を助けろ、でないと警察に詐欺だと訴えるからと叫びまくる池沢さんに、姉さんはすげなく言った。

「じゃあ、あなたが最初に貞操を捧げた浮気相手と結婚したらいい」

まだ隼人さんと池沢さんは結婚していない。姉さん曰く、これはギリギリセーフだという。結婚していればハカソヤの呪いは発動されていただろうが、池沢さんは一応まだ未婚ということになる。ハカソヤは幸せな破瓜を、幸せな初夜を迎えられますようにーーーそういった意味付けにあるため、池沢さんが最初に貞操を捧げた浮気相手と結婚すれば、死は回避されるそうだ。

後味の悪さに何も言えないでいると、姉さんが小さく笑ったのが聞こえた。

「ほんの遊び、ほんの火遊び、ねえ。火事になってからじゃ遅いのに」

◎◎◎

「ねえ、私と結婚してよ!」

アパートに帰った私は即座に電話をした。相手は仕事中だったのだろう、何回もコール音がした後、ようやく出た。

「結婚してよ!お願い、お金なら出すから!」

「はあ?何言ってんの。お互い遊びだっつったろ?第一、お前、婚約者いるじゃん」

「だからそれは‥‥‥別れる!別れるから!だから私と結婚してよ!でないと私はーーー」

死ぬ

死ぬ

死んでしまう

透子のように

腹を割かれて

子宮を潰されて

そんな死に方は嫌だ

死んでも嫌だ

スマホを握り締める手に汗が滲む。くらくらと眩暈がするのを何とかこらえ、私は早口で捲し立てた。相手が小さく舌打ちしたのが聞こえる。やがて冷たい声が響いた。

「バカいえ。俺だって最近、彼女とより戻したんだよ。お前とは遊びだったし、好きでも何でもない。悪いけど切るぞ。もう電話してくんなよ」

ツー、ツー、ツー。

電話が切れた。

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岩手県には娯楽もないから夜這いが今でも行われている。集落には若い女がいないから昼間、産直に行きお気に入りのおばちゃんにアタックする。産直のおばちゃんが夜這いの元締めだ。旦那がまだ生きてる80才のトメさんは夜這い峠で冬でも外でプレイするらしいが相手の男が真冬の屋外プレイに耐えれず心筋梗塞で死んだ。2020、まだ夜這いOKだ。

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