こんばんは。足立です。
余り得意ではないプログラミング言語で納期ギリギリになってしまいかなり忙しい2週間でした笑
チームの方にも迷惑かけてしまいました。日々勉強したいと思います。
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今日は俺が体験した話をいつも通り綴っていく。
今日は特にオチがないのでこんな事もあるんだなー程度で見てほしい。
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従兄弟と叔母さんは千葉に現在住んでいて、
叔母さんは俺が小学生1年生頃にお寺に嫁いだ。
そんな叔母達だが、かなり頻繁に実家に帰ってくる。
その時必ず従兄弟のひろが来るのだが、
いわゆるひろも幽霊の類が見えるらしい。
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ひろはよく一緒に家の風呂に入ってると、
角っこの上の方を指差し、
「ここに黒い人がいていやー。」
と言ったり、スーパーの端っこの方を指差し、
「ここに変な人がいる。怖い」
と言っていた。ちなみに、このスーパーはその後すぐに経営不振で潰れた。
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俺も見えるたちだが、風呂場では黒い人が見えなく、スーパーでも見えなかった。
そして、ひろはよく何もない所に、
二礼二拍手一礼した後にまたお辞儀して自分の頭を擦り
「またねー」
と決まった動作をやり始めた。
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また、大体それをやる時は、少しやばいなと感じる場所でそういう時は足早にその場を去っていた。
ある日、叔母さんとひろが実家に来た時、
夜の犬の散歩に一緒に行くことになった。
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この時、何となく気になったのが、いつものお散歩ルートにある物置小屋だ。
物置小屋はトタンで出来ていて、全く使われていないらしく、
夜は真っ暗で奧を見ることが出来ない。
ここは、ある晩、夜通る時にふと視線を送ると、
あちらからも目だけがこちらを見ていた事があり、
恐怖でビビリ散らかした事がある少しやばい場所だ。
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しかし、通り過ぎれば特に何もなく、問題もなかったのでいつもこの道を利用していた。
この日も、叔母さんたちと雑談しながら俺が犬のリードを持ち、
トタンの小屋がある道を通るルートを歩いてたのだが、
これが良くなかった。
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トタンの小屋を通る時に、
急にひろがいつもの行動をやり始めたのだ。
二礼二拍手一礼。
お辞儀。頭撫で撫で。
そして、今日はまたねと言わず何回もベビーカーの上から一連の動作を小屋の方に送っている。
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叔母もこれにはやばいと感じ、やめさせようと、
「ひろ!やめなさい!」
と大声で怒ったように言うが、全くやめる気配がない。
この時、俺もやばいと思ったのに何故か小屋の中を覗いてしまった。
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中には、大きな目が二つこちらを見ており、俺は恐怖の余り動かなくなった。
叔母はベビーカーを足早に引っ張って行き、犬も不思議そうな顔でこちらを見ている。
見た事ある人ならわかるかもしれないが、本当に怖いと声が出せず、体も動かず冷や汗だけが出てくる。
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そして、小屋の中の暗闇に浮かぶ目を見ていると、
その目に吸い込まれるような錯覚に陥り、
まるで時間が止まった気さえしてきた。
俺は最後の力で無理やり歩き出し、犬を引っ張って行く。
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少し先にいた叔母に、
「叔母ちゃん やばいわ、なるべく早く帰ろう。」
とだけ伝えて、急いで帰ることにした。
ひろはもう異常行動をやめていたが、俺は気づいていた。
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何かが後ろからついてきている。
犬も心なしか早足で帰ろうとしている。
しかしその後、何事も無く家の目の前まで来る事が出来き、
もうついてきている気配もない。
気配を感じている時は生きた心地がしなかったが、安心した俺は後ろを振り返った。
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振り返った遠くには目が10、11個ほど浮いていた。
どれも、夜とは思えないほどはっきりと見え、どの目もこちらを見ている。
あまりの恐怖で俺が動けずに立ちすくんでいると、
ひろが家に入る直前、遠くの目の方に向かって一言、
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「またね」
作者足立
こんばんは。足立です。
少し、今回の話を解説します。
このやばい小屋はその後潰されて、賃貸の一軒家が建っています。幽霊というものは夜でもはっきりと見えるので一瞬でわかります。また、生きた生物とは違う気配があります。今回、小屋で見たものはそういう幽霊というより、なにか違う存在のように感じました。
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ちん◯んを出せば撃退できたかもしれませんが、公然わいせつに当たるので無理でした。(私の前の話を参照)