先程の体験。
夏特有の暑くも太陽が名残惜しそうな光を放ちつつ沈む18:00過ぎ、予約品の日付を勘違いした私は、店を後にして、別件で車輛を走らせていた。
地方民放は、落語家さんをメインパーソナリティーにした番組で、未来の漫画家を育てるプロジェクトについて話題にしている。
そんな中、
ピンポロリ~ンっ♪ピンポロリロ~ンっ♪
ガタン、ガタタン!ガタタン、ガタン!
文字にして見ると規則正しく心地良く聞こえると錯覚するが、実際は不規則で尚且つ調子っ外(ぱず)れで、何処か不安感を煽る様な響きなのと、耳を澄ませても番組中で音楽の流れている様子も無い。
「うおっ!!これはもしかするとアレか!」
通常なら悪寒、こちらからすれば「やった!遭遇だ」
と冷房より或る意味効く冷え込みが来る。
………多分、変な音楽を奏でた側からすれば「何ニヤニヤしてんだコイツは」なんて口をへの字に曲げたのかも分からんが。
関係無いけど、その1時間弱後に日本勢が五輪で金メダルを獲得して、「虫の知らせならぬ鳥の知らせか」なんて、対義語にすらならない造語を思い浮かべたりして。
作者芝阪雁茂
変な体験実話の時間です(一体何時なんですかと言う)。
仕様も無い前置きはさておき、実際の体験で御座います。
然し、変な体験した後に良いニュースが舞い込むなんてケースは、恐らく私位のものかなと。