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中編3
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神社は、だめョ(ノラ)

最近、ノラの仕事関係の話しが多いので、怖い話しらしく、霊関係のお話し

実話で、ノラはバレても良いけど他人のバレはマズイので、少しフェイク入れてます。

この話しは、中学生の頃の同級生のお話し

中学では、1つ上でも先輩は絶対的な存在だった。

ノラの中学は、一年生が入学すると、不良でも無い一年生を先輩が、ヤキ入れする。

体格の良い人、背の高い人が主にヤラれる、後から反抗される前に先輩の怖さを叩き込むと言う迷惑な行事が有った。

ノラは、ヤラれ無かった。痩せてたし、身長も低かったから。

中学2年の夏休みが、明けた。

ダルイ学校に行く。

サボって海に行く、暑い、友人の家に行くと、その友人は、いつもゲームをしている。

友人が、(あの3人学校来てた?)

ノラ(ん〜どうだろぅ、最近見ないよ)

あの3人とは、ノラと同じクラスのナチと、み~、たくちゃんの事だった。

夏休みが終わり、もう三週間も過ぎていた。

3人は、いつも一緒にサボる。

だけど、学校には来るタイプの不良三人組

ノラ(学校やめたんかな?)

友人(ハハハ、、、じゃなくて、もしかしたら、人間ヤメてるかもよ?)

ノラ(何でよ、何か有ったの?)

友人(夏休みに、先輩が無理やり肝試しさせたみたい、ソレからあの3人見てないんだよ

なぁ〜(笑)

友人から聴いた肝試しの内容は、こうだった。

先輩達が、夕方に、神社(と言っても、村の戦没者約11名を祀った小さな神社)のに祭壇に、爆竹を置いて、その爆竹を鳴らして帰って来る、と言うシンプルかつ、はた迷惑な肝試しだったらしい。

夜、先輩達に、言われ3人は神社の祭壇に、置いて有った爆竹に火を付けた。

そして、フザケて祭壇に投げつけた。

3人共、結構な不良で、霊感ゼロだ。

誰も、びびる奴は、居なかったらしい。

爆竹を投げつけ、笑いながら帰ろうとしたらしい、3人同時に転んだ。

(イッテェー)

(何だよ)

一人が、後ろから視線を感じ振り返ると、祭壇が見えた。 

人が居た

何十人もの人が、立って見下ろしていた。

それを見た一人が、声に成らない声を叫ぶと、同時に走って逃げる。

二人も、つられて走った

階段から転びながら、3人は逃げる

すると、目の前、後、横に、隕石の様に火の玉が何度も何度も、落ちた。

3人の記憶は、ここまでしか無い。

3人共、失神していた

余りにも、戻って来るのが遅いので先輩達が

3人を見つけると、引っ叩かれ起こされた3人は、先輩達が用意していた塩を叩きつけられ帰された。

話しは、コレでは終わらなかった。

コレからが、始まりだ。

3人共、食欲がなく、顔色が悪くなって行く。

余りにも、食べない。

そして、眠らない。

顔色は、どんどん悪くなって行く。

その内の一人が、母親に、話した。

それで、3人は助かった。

その母親は、残りの二人の親と話し、お祓いを手配、だが明日まで、その3人が持つか分からないと言われた。

3人は、この話しを聞いて事の重大さに気づく。

ユタが来てくれた

友人(普通は、来ない)

ノラ(じゃあ、なんで来たんだょ)

友人(時間とか、日数が関係してるかも、)

友人(あの3人、憑かれてからだいぶ経ってたし、憑いてた人数が凄かったみたいだからさぁ)

ユタは、連絡して、話しを聞いて直ぐに来てた

3人は、それから祓い終わるまで、何回もユタ屋敷に通うハメになった。

爆竹投げつけ笑った事、と言うか夜にあの神社に行く事自体、アウトだったみたいだ

あの神社は、ノラが子供の頃の遊び場だったが、何か事件が有って遊具は撤去された。

昼間は、木が茂り、明るく楽しく遊べる場所。

しかし、夕方から日が暮れ出すと、重く、暗い人が入ってはイケナイ、人を拒絶している感じの場所に変わる

ノラなら行かない。

霊感ゼロタイプたが、行きたく無い場所は有るから。

まだ、先輩に殴られた方がマシだ。

最後に友人に聞いた。

ノラ(何で、そんなに詳しい?)

ノラ(お前、学校来てないし、あの3人とは仲良く無いだろぅ?)

友人(あぁ、ソレさせたのオレの兄貴、バカだよなぁ、ハハハ)

ノラ(お前の兄貴は、大丈夫か?)

友人(あの3人の親に殴られて、説教されてたよ)

ノラの身近で、知らない間に有ったお話し

読んでくれてありがとう〜!!

また、読んでくれたらハッピーです。

              ノラより

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