中編3
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台風の岬(ヤッパ駄目2)

        台風

台風と聞けは、昔はウキウキワクワクしていました。

台風の時に、定番の料理が好きでした。

しかし、20歳になり、家に居ても楽しく無いワケで、、、

カツと二人で近くの岬へ、

駐車場には、車は無かった。

こんな日に岬に来るバカは、イナイ。

車から降りて、遠くから「ドドオーンッ」と音が聞こえる。

岬に、波がぶつかる音。

カツ(スッゴイな)

ノラ(落ちたら死ぬね)

岬の灯台に来た。

濡れてる、雨かな?

灯台過ぎて直ぐだった波が、上まで来てる

まさか?

ホントに??

次の瞬間

「ズッドオォーンッッ」

二人 スブ濡れ、

いつもなら岬から15m以上の下が海面だ。

もう、濡れたくないし、帰ろうと振り返る、

マタマタ、「ドォーンッッ」

後ろから波が来た。

カツは、転んでた。

ノラ(もう、嫌だっ、帰ろう)

カツを起こす

カツが、指を差す。

カツ(アレ、人じゃない?)

ノラ(見えない、、)

カツ(ほら、人ダョ)

  (助けなきゃ)

ノラ(ふざけんな、あんなトコに人が入る訳無いだろ)

カツ(でも、、、、)

カツが指差した所は、お地蔵さんが立っている。

しかも、もっと先の方なんだ。

カツが見た人が生きていても、助けられない。

その前に、自分た達が波に流される。

流されたら死んでしまう。

泣きたかった。波に打たれ、そのあげく、カツは、おかしな事を言っている。

取り敢えずカツを引っ叩く、、、

目を見て話す。

(アレは人じゃ無い)

(助けられない)

(分かるか?)

カツは、分かったと言い。

帰ろうとした瞬間、お地蔵さんの方に走り出す。

(おい!カツ!)

ノラの頭の中は、ヤバイヤバイ、ひっぱられた。

カツが、運良く派手に転んだ。

追いついたノラは、思いっきり殴る、死なれる寄りましだ。

ノラは殴り過ぎた。

カツが唸ってる。

カツに(帰ろう)と言うと(分かった帰る)

と返事をした。

肩を貸しながら、また逃げない様に、シッカリ掴んて車まで、ついた。

雨は、降ってない。

風台風だった。

タバコを一服する、タバコを持っている手が震えてた。

始めて、人を殴った。  後味が悪い。

カツは、顔が痛いと車で、休んでいた。

一服した後、車に戻る。

と、同時にカツが、車から飛び出して行く。

???

またか!?

ノラも車から飛び出して追いかける。

岬の手前で、追いついた

思いっきり背かなを蹴った。

もう、走れ無いように足が折れても良いから足を蹴り続けた。

ついでに、顔、背中も蹴っておいた。

カツ(もぅ、行かんから辞めて、、)

信用出来なかっので、カツのベルトで足首を閉めた。

キョンシーの様に跳ねながら車に、乗った。

カツには、悪いけど少し安心したノラは、笑ってしまった。

カツの家に着いた。

カツは、もう変な事は、言ってないが、顔はボコボコだ。

一応、父親を呼んでみた。

まず、ノラが、殴られた。

説明すると、こんな台風に岬?お前達は、馬鹿か?など色々説教され二人とも又、殴られた。

塩をふってくれた。

カツは、特に問題無かった。

起きて来た母親が、

ノラはユタに行きなさいと言われた。

何ともないよと言うと、

(ノラは大丈夫でも周りが、迷惑するから行きなさい)と言われた。

2,3日過ぎた。

家族も、何ともなかったのど行かなかった。

個人的には、1番疲れた体験どした。

やっぱり、夜の岬はダメよ~。  のら

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