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清麿君の語り3(ある場所で撮った写真)

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清麿君の語り3(ある場所で撮った写真)

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

急に涼しくなって来ましたね。

以前、俺が見た夢の噺をしたら、タルパさんの腕が鳥肌びっしり、なんて噺しましたよね?

タルパさん曰く、彼の持つ本物レーダーは鳥肌だそうです。

その日から、清麿君は何かと俺に相談して来ます。

俺ね、昔読んだある漫画(ヒント、スタープラチナ・ザ・ワールド)から、タロットカードも自己流でやってましてー。彼を占った時、もうね。読み易い展開だった。

それも手伝ってですね。

別れた彼女と撮った写真。

別れた後に見たら、ある異変に気付いたそうです。

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ある日の事。前日夜勤明けで、タルパさん、清麿君と飲んだ時にね。俺とタルパさん、記憶飛ぶ位飲んでたんですね。その次の日、タルパさんと清麿君が、俺の職場に来店しまして、あんまり飲んで無い清麿君に、前日何があったか、2人して聞いてた。

その時に、俺が、どうやら、その写真を視ると言ったらしいのです。

そして、清麿君が俺に見せた写真。

一見すると、普通の写真です。

仲睦まじく撮ったカップルの写真。

独り身の俺には妬ましい位ですよ、えぇ。

清麿君が彼女の部分を拡大すると、なるほど、おかしい。

彼女の目白目になってる。

最初は黒目の部分が消えてるのか、とも思ったのですけどね。

何が違う。

俺が暫く見てると、何かを感じるんです。

それを口にする

俺「蛇」

タルパ「うん。俺もそう感じた」

俺で感じたのはそれだけだったんですよ。

それから暫く経ちました。

俺が休みで、タルパさん、清麿君が休みって日がありました。

3人でね、俺の職場にお邪魔して話してたんですよ。

するとね、櫻井さんからLINE来たんですよ。

俺ね、良い機会だなと思い、これまで色々な霊体験をしている櫻井さんとお話ししてみるかと、清麿君に言いました。

清麿君は是非と言って来たので、櫻井さんにLINEで今時間あるかと、聞くとOKとの事で、タルパさんの家にお邪魔して通話する事にしました。

でもね、家主のタルパさん。付き合ってる女の子から電話が掛かって来て、家に付くなり、離脱。

そんな状況でした。

余談ですが、俺が、それを話すと、

櫻井「あぁ」

の一言で済んでます。

まずは、清麿君と通話で何を感じるか。

これね、俺も清麿君に視て欲しいと言われたんですよ。

清麿君を視て感じた事。

2体何かに守られている。

そう感じたんです。

ただね、櫻井はそれが何か。

それまで感じたとの事。

俺の上行きますねぇ。

すると、電話を終えた、タルパさんが戻って来ます。

するとタルパさん、ビデオ通話にして、清麿君の心霊写真を視て貰えば、と。

全く、そんな発想はありませんでした、はい。

櫻井さんに清麿君の写真を視て貰うと

櫻井「ねぇ、その写真撮った時、彼女と喧嘩して、別れたでしょ?」

清麿君驚きます。

そう、清麿君まさに、この写真を撮った直後に喧嘩別れしてしまったんですよ。

彼は俺に言います。

清麿「蘭さん、櫻井さんにその事話しました?」

俺「残念な事に話して無いな。つーか、悪いけど、今までその事忘れてたわ」

櫻井さん曰く。どうやら、特に俺と通話でもしてると、能力が強くなるみたい。まぁ、俺もいつもより敏感になるんですけどね。

更に櫻井さん。

「ざまぁ、みろ」と聞こえると。

さて、ここで気になる、俺とタルパさんが何故蛇と感じたか。

櫻井が言うには、その場合に居た霊。女性なのですが、怨念が強く、蛇に視えたのでは?との事。

女性の自分にはハッキリ感じた。

そんな事を言ってましたねぇ。

清麿君もね。俺には姉としか感じない櫻井さんの能力の高さを実感したそうです。

こんな不思議な事がありましたよ。

ちなみにね、その写真撮った場所。都内某所のデートスポットだそうです。カップルの皆さん。

気をつけて下さいね。その怨霊、まだその場にいるみたいですから…

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