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中編4
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アパート(後編)

幽霊アパートの後日談になります。

アパートからコンビニヘ行きひと息ついた。

まだ、帰るには早い。

この後、どこか行こうか話していた。

ナンパ行こうか、呑みに行こうか、

平日なのでナンパは、辞めて呑みに行く

飲み屋に、着く前にヒロが、御守りが無い事に気づく。

ノラ(なんで、御守りなんか持ってんの?)

ヒロ(用心ダョ、無いなぁ、、、)

ヒロは、ポケットを探してる。

ノラの足元に、落ちてた。

ノラ(これ?)

ヒロ(ありがと、、、、)

ヒロが、固まった?

ノラ???

ヒロ(色が、変わってる)

ノラ(見せて、)

黒い御守り? 珍しい色

ヒロ(赤色だったんだけど、、、)

ヒロ(カッツンの御守りは?)

ノラは、二人が御守り持ってるのが不思議だった。二人は、霊感無いし。信じて無い。

カッツンが、クルマ止めて御守りを見た。

黒い

見事に、二人の御守りは、真っ黒。

カッツン(ノラ、Sに連絡して、)

Sは、バキバキの見える人

のらは、何で、Sに、、、

カッツンが、とにかく連絡しろとウルサイ

ノラが、電話した。

S(何だよ、寝てたのに、何?)

カッツンが、代われとウルサイので代わる。

アパートに行ってノラが変に、なった事、

御守りの色が、黒くなった事)

S(オレ、お祓い出来ないからムリ)

カッツン(どうすれば良い?)

S(ノラと一緒に、呑んでたら大丈夫、離れなければ大丈夫だから、、)

Sは、明日、仕事だからといって電話を切った。

ノラ(何でオレ?)

その日は、ノラの家で呑んだ。

呑んでる最中、カッツン、ヒロは、吐く回数が、凄かった。

オマケに寝ゲロしてた。

翌日の夜に、Sに合う。

Sは、ノラ達が、あのアパートに行くのを知っていた。

カッツンが誘って来たらしい、、

S(アッチは、無理。遠目で見ても、気持ち悪い。行くなら、塩と御守り、あとは、ノラと行けば良いッて言ったのよ)

ノラ (オレ、チョイとオカシクなったよ)

S(知ってる。電話の声にお前の声とは、違う声混じって聞こえてたから、、、)

ノラ(オレ、ヤッパリやばかった?)

S(お前は、大丈夫だょ)

ノラ(イヤイヤ、大丈夫じゃ無いだろ?)

(生首有った屋敷有ったじゃん?ノラがさぁ近づくまで、あの生首お前だけずっと睨んで見てたのよ、)

(そいで、ノラが、近付くと離れて行くの、わかる?)

S(良いのか、悪いのかは、知らないけど、霊にとってノラの存在は、凄く嫌な存在なんだよ)

ノラ(ん〜、意味が分からんのだけど)

S(ノラに取り憑くのが居たのは、正直驚いた。だけど取り憑き続けきれる霊はイナイ)

ノラ(何で、そんな事わかるん?)

S(オレが見てたら霊は、お前避けてるんだよ。存在消したり、居なくなったりしてる)

S(だから、幽霊屋敷ツアーは、ノラが居れば楽だったのょ)

S(昨日お前が、オカシクなったのは、二人が御守り持っていたから、しょうが無く一時的に取り憑いただけ、あの御守り本物だから、、、)

何か腑に落ちない

ノラ(じゃあ、ノラは守護霊さんが強いのか?)

Sは、笑いながら

(オレは、霊が見えて、話し出来るだけで、守護霊なんて見えないよ)

S(ノラが、人と違うのはワカルでも何がどう違うかは、ハッキリしないかなぁ)

S(大丈夫!!お前に取り憑けるのは、神様とか位いだから、取り憑かれたらお祓いなんて出来ないから)

ノラ(何で言い切れるんだよ?分からんだろそんな事!!)

S(オレの知ってるユタどんな人かしってるよな?)

ノラ(前、聞いたユタの人?)

以前、偶然兄弟の誕生日のケーキに火を付けた写真に大きくハッキリとガイコツが写っていた写真を見つけSに見せて預けたままだった。

Sも分からないので知り合いに見てもらった。

ユタさんからは問題無しと判断されたノラ屋唯一の心霊写真だった。

S(そう、結構前に、ノラの昔の家族写真にガイコツが写ってた写真、真ん中にハッキリ大きく写ってたよなぁ?)

S(あのガイコツは、家族全員を標的にしてたらしいんだ。デモ出来なかった。その原因は、幼かったノラ、そして家族の持っている運だったらしいだ。)

Sが言うには、要するに運が良いらしい。

ユタさんが見た時に驚いたらしい。

ガイコツさんと、家族の間にクッキリと線が入って見えたらしい。

そして、こう言ったらしい。

(この子は、家族にも、運にも恵まれてる。凄い家族ねぇ、)

ガイコツの悪意に壁を作る家族かぁ、

チョイ自慢したくなる。

でも、ソレっきり肝試しはしなくなる。

怖いしね。 (~‾▿‾)~      のらョリ

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