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ノラは、最近このサイトのネタ探し、記憶を思い出そうと農作業中に、昔の事を思い出すクセがついた。
ノラは記憶するのが苦手、鉛筆や紙を持って作業は出来ないし、、、、
大抵忘れる事が、多い。
そんな中、思い出したお話し。
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ノラのルーツ、つまり御先祖様のお話しをしよう。
遡る事、何百か前、母方の先祖は、ユタだったらしい。
王家に仕えていたユタ。
タブン相当凄いのだろぅ。
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王都の、ある川に橋を建設する工事が決まった。
しかし、工事は難航した。
穏やかだった川は荒れ続けて、手に負えない。
そこで、王家は、御抱えのユタに相談する。
ユタ
「この場に居る者で、髪を白い物で束ねている者を人柱にする事で、橋は建てられる」
王、その場に居る人、全員が周りを見渡す。
誰も髪を白色で結んで居ない。
当たり前だった。
髪を白い布で、結んでいたのは、進言した本人、ノラの先祖のユタ本人だった。
モチロン、人柱に成らざるを得ない。
王家は、当然、ユタを人柱とした。
昔は、全国的に人柱(生け贄)は良く有る事だ。
川は、元の穏やかな川に戻り、無事に橋は建設された。
その功績に、橋の名前は、ユタの名字、つまり母方の名字が○○橋と付けられている。
タブン、ノラの県で誰もが一生に一度は渡った事が有る橋だ。
とても短い橋だが、当時の人にとっては、生活、物流、を大きく変えた橋だ。
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その後、王家の跡目争いに加担したノラ達一族は、
加担した跡目が負けたため、王都から閉め出される。
その後、ノラ達一族には、決まり事が、出来たらしい。
「政治には、絶対に関わるな!!」だ。
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まぁ、遠い昔の御先祖さんがユタだった事。
ソレでノラの運が良かったのかは不明だ。
守護霊見える人、今度探してみようかな、
人じゃ無くて、ゴボウや人参は嫌だが(笑)
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ノラの父方はと言うと裏、表、両方面で、見事に成功している。
曾祖父ちゃんは、東南アジアで、馬、豚の売買で、資金を貯め、地元の曾祖母さんが、土地を購入し、不動産で成功した。
地元の人からも信頼され、愛された人。
大変な子供好きだったらしい。
曾祖父ちゃん
「ご飯粒はなぁ、ひと粒に7人の神様が、入っているからなぁ、残さないで食べようなぁ」
この一言は、覚えている。
曾祖父ちゃんは、粒を取るのが、面倒なのか、いつもお茶を茶わんに注ぎ、ご飯粒をキレイに食べてた。
当時の幼いノラは憧れてマネてた。
居間で、いつも誰かが来るのを待って居て、入りやすい様に冬でも玄関ドアは開けていた。
ノラ達が、幼い頃、七十歳過ぎてんのに正月に棒術?を白い羽織りを着て皆にお披露目していた。
幼いノラは意味も解らないが、気合は伝わった。
あと、餅つきした餅が美味かったー!!
のは覚えている、、、
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こうして考えると、曾祖父ちゃん、爺ちゃんまでが、ノラから見てチョイ癖有りだが尊敬出来る人なんた。
その下からは、クズしかいない。
爺ちゃんは、町、県、の為に尽力し、成功し、曾祖父ちゃんと同じく周囲から愛された人。
ただ、仕事関係の後継者、子供を育てるコトだけが下手だった。
実の子供達は、クズが大変多い。
5人の内、4人が立派なクズになっています。
天国で、爺ちゃん、婆ちゃん、泣いているカモ。
いつかコロシタカッタ人、ベスト5を書くかもしれない(笑)
その時には、お話しします。
のらョリ
作者サンタ…まりあ