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短編1
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体験談 深夜着信

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これは

私が独り暮らしをしていた頃の話・・・

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深夜、携帯電話の着信で目が覚めました。

電話に出ようと思い、

躰を起こそうとしたのですが

できませんでした。

金縛りです。

着信音だけが

闇の中で流れ続けていましたが、

突然、通話ボタンが押された音が・・・

数秒のノイズ音の後、電話の向こうからの声。

「・・・ママ・・・」

幼げな少女の声でした。

通話はその一言だけ。

そのまま電話は切れ、

後には闇より重い沈黙が訪れたのでした

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「彼女」がなにを伝えたかったのか、

それは知る術もありません・・・

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