今日、寝ている時に悪夢を見て一度、午前2時に起きてしまった。
その悪夢は夢の中で自分が寝ることで始まった。
夢の中で眠りにつくと、その夢の中でシモヒラ、ナナという女性に遭遇した。
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遭遇したと表現したのはあまりにも突発的な出会いだったからだ。
まず、夢の中でピンポーンと自宅のインターホンが鳴る。
その後、モニターを確認すると「シモヒラ、ナナと申します」そう告げられた。
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容姿は真っ白な服で袖は両手が隠れるほど長く、服自体も両足が隠れるところまで伸びていた。
一枚の大きな服を上からガバっと被ったような服だ。
髪は腰のところまで伸びており、顔は真っ黒で分からなかった。
しかし不思議とニタニタ笑っていることは分かる。
気持ち悪い。
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もちろん、玄関を開けることはない。そのまま寝床に引き返した。
廊下を歩いて部屋のドアを開けると、いた。
真っ黒な顔してニタニタ笑っているシモヒラナナが、、、
どんどん近づいて来られたーところで夢から目が覚めた。
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しかし忘れてはいけない、まだ完全に目が覚めたわけではない。
夢の中で夢を見たから、起きてもまだ夢の中だ。
そこでおれは起きて早々、ベッドの中で「シモヒラナナ」とスマホで検索してしまった。
専用の掲示板があり、開くとズラーっとシモヒラナナに関することが書き込まれていた。
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夢なので全部覚えているわけではないが、
シモヒラナナは都市伝説の一つであること
会うと死ぬか殺されること
人の想像で作られた存在であること
そういったことが書かれていた。
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見なきゃ良かった、そう思いながら画面を閉じた。
ピンポーン、またインターホンが鳴った。
「こんにちは宅急便です〜!」と若い男性が元気よく挨拶してきた。
念のためカーテンの隙間から相手を確認した。
ヤマトのような緑色でキッチリ制服を着こなしている。
「はーい」と返事をしておれは玄関のドアを開けた。
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「シモヒラナナ様からのお届け物です」と言われ、おれは段ボールを渡された。
送り主を見るとカタカナで「シモヒラナナ」と書かれていた。
すぐに捨てに行きたかったが、中身が分からないと捨てる場所も分からない。
仕方なく開封した。
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中にはファミコン?のようなゲーム機があった。
無地のカセットが刺されている。
「誰がやるかこんなもん!」と思わず叫んだところで再度目が覚めた。
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ベッドの中でスマホを開いて時刻を確認すると、午前2時半ほどだった。
怖い時刻だが、それ以上にスマホで検索しようと考えたことが怖かった。
夢の中での教訓から検索はせずに、そのまま画面を閉じて寝た。
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その後は変な夢を見ることもなく寝ることができた。
作者カボチャ🎃