短編2
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予知夢

私は予知夢というのだろうか、

それをよく見る。

予知夢の中では時間を自由自在に戻せたり進められたりする。

だが、例外がある。

それが、未来を変えられない場合の時だ。

そして、夢を見た。

RとYが私の家に来ていて、ちょうど、たこ焼きパーティーをする所だった。

R『たっこっぱ♪たっこっぱ♪』

ガンッ、

そう音を立ててジュースがこぼれる。

Y『人ン家で何やってんだよ…』

私はいいよいいよ、という。

だって、どうせ戻せるし…

そう思いながら戻そうとする。

…戻せなかった。

私は不思議に思った。

じゃぁ、この未来は変えられないってこと?

私が今まで見てきた予知夢で変えられなかったものは猫が目の前で●ぬとか、そーゆーのだった。

なのに、こんなジュースを溢すだけとか、

私『そんなん、絶対ありえん。』

そんなことを言っていると、ガタガタ、とタンスが揺れた。

Y『…ん、?』

私は少し怖くなって、猫が入り込んだだけだと思うよ、?

R『んじゃ、試してみよーぜ!』

にやっ、とRが笑い、タンスへ歩いて行く。

R『さーん!』

R『にーぃ!』

いち、そうRが言う前に扉が開いた。

そこには、包丁をもってレインコートを着た男がいた。

それからはむごかった。

詳しく書きはしないが、

次は私の番、と言うところで夢が覚めた。

私『嘘、あれ、現実に起こるん…、??』

そして、下の方から声がした。

お母さんだ。

お母さん『つむぎー!これから部屋選びに行くんやけど、あんたもくるけ〜?』

…どうやら、現実に起こるのは近いようだった。

Concrete
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