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おーいお茶です。
今日も過去に体験した実話でお送りします。
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今から12年前、前回の静岡県から帰って来て間なしの頃
兵庫県にある県営住宅の耐震補強工事に着工しておりました。その時の現場にはAさんは居なくRさんと一緒に仕事をしていました。
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訳ありの方、高齢の方が住まわれており15階建くらいの所で空室も沢山ありました。空室の所に現場事務所もあり他の空室が我々の道具置き場でもありました。
ある日僕が現場事務所に道具置き場の鍵を取りに行く事があり、壁にズラーっと鍵が掛かっているんですが緑色の部屋番号が書かれている鍵が大半で中にはオレンジ色の番号が書かれている鍵もありました。
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その時特に気にしてもなくいつも通りベランダ面でドリルで穴を開けていました。現場仕事されている人ならわかると思うのですが、玄関よりもベランダの方が住民さんとよく会うとおもうんですが、工事中はカーテンを閉めていたり鍵を閉めていたり洗濯物に気を使って頂いてるとおもうんですが、カーテンがない部屋はたいがい空室なんですよ。
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ある日先輩がいつも通りベランダの所をドリルで開けていると僕は少し離れた横にいたんですが
shake
うわぁーっと、大声が聞こえて見てみると部屋の方を見て顔が青褪めている先輩の顔が見えました。近づいていき
僕「どうしたんですか?」とゆうと
shake
Rさん「どんどんどんとガラスがなって、うるさいから苦情かな?と思って謝ろうと部屋覗いたら誰もおらんねん!一回部屋ん中覗いてや!」とゆわれ覗いたら明らかに道具置き場の様な空室でした。
「誰もいないですよ」と僕は言いました。
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それでRさんはすでに作業場所から離れてドリルも壁に刺さった状態で「もう怖いから今日帰ろう」と言い、僕も早く帰れると思いその日は帰りました。
次の日他の先輩方(僕からしたら先輩でRさんからしたら後輩)も来てRさんが後輩に「あのドリルん所からやっていって」と言い後輩は何もなくいつも通り作業しました。
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その日社長がたまたま現場に来まして、
僕「そおいえば昨日こんなんあったんすよー!」
社長「ほんまか?それ?はははっ!その部屋番号確認したか?」
僕「みてないですよ!空室やっただけですね。なんでですか?」
社長「部屋番号見て現場事務所の鍵見てきてみたら?」
僕「んなRさん一緒に行きましょう」と誘い行ってみると
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現場事務所に着くと部屋番号がオレンジ色のタグで
また社長の所に戻り
僕「オレンジ色のタグでした!」
shake
社長「あーやっぱりな!そこ心理瑕疵もやけど人死んでるからオレンジ色のタグ分けしてんねん!他基本緑やろ?幽霊もうるさかったんやろうな!」とゆわれ鳥肌が立ち
Rさんが本気で怖がった理由が分かりました。
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今回は僕じゃなく間近に体験した実話です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
はーいお茶でした。
作者今日おとこ
実話とゆうのは体験した本人からしたら
たまったもんじゃないと思います!