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おーいお茶です。
強烈な心霊体験はいつでも思い出せるのですが、
些細な怖い話など忘れていて、何作か書いていく内に思い出した実話を書きます。
今回はそんなちょい気持ち悪かったな!って感じの話で
箸休め程度にお読みください。
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僕は15歳から現場仕事をしており、1番最初に働かせてもらった工務店での出来事です。
当時僕は内装の仕事をしており、リフォームの仕事が多かったのです!
ある日そこそこ出来る様になり、一人で現場をこなす日々が増えました。もちろん道具の運搬には車で上司方が持って行ってもらい、僕は愛車のZRで神戸市長田区に向かいました。
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三階建ての誰も住んで居ない一軒家が現場でした。
元々が霊感があり怖がりのせいもあり、無駄に広くて一人ぼっちで後ろを振り向きながら作業していたのが未だに蘇ります。
やはり異音と気配はあるんですが見えない。(見える時と見えない時の波がある)
ある時社長がきて「おう。順調か?」と現場に来てくれて
ホッとし僕は「とりあえずは順調なんですが、ここは終わるまで一人ですか?」
社長「せやなー。ぼちぼち頑張って!」と言い帰って行きました。
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毎日、毎日来てるのにやっぱりここ嫌やなー気持ち悪いなーと思う日が続き、若かったのもありある日朝になって休みました。次の日も休みました。
社長はズル休みとはわかっていたとおもいますが、
次の日に会社に行き謝り、休んでいた間社長が長田に行っていたそうですがその日は一緒に長田に行きました。
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向かっている道中に
社長「遊びたい気持ちはわかるけど、仕事は絶対に休むな!」
僕「はい。遊びたいとかじゃないんですけど、もう長田行きたくないです。」とゆうと微かに社長の表情が変わり
社長「なんでや?」
僕「あの家めっちゃ気持ち悪いし誰も居ないのになんか音するし気配も一回、二回とかじゃないんです。」
すると社長がニヤッと笑い
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社長「お前感じたゆうことは霊感あるんやなー!やっぱ一階の風呂場か?」
僕「えっ?いや風呂じゃなく、2階の角部屋です。」
社長「あっ!そっちの方かー。まあ風呂場はわしが請ける前には既にリフォーム入ってるから関係ないもんなー!」
僕「確かに風呂だけ綺麗なんって?なんかあったんですか?」とゆうと
shake
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社長「ああーここの人の白骨死体が風呂場でやな、後はお前が、、、、まあ後一階の玄関終わったらここも終わりやからそん時詳しく教えたるわ」
僕「風呂ってほんまにゆうてるんですか?だから気持ち悪かったんすよ!!まだなんかあるんすか?」
社長「1か月前や!あるけど今ゆうたらまた休むから今はゆわん。」
僕「はい、、、、、。」
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その現場は頑張って終わらせたんですが、社長が前言いかけた事を聞ける日はなかったのです。なぜなら、、、
それから間なしに仕事が暇になり自社ビル(最上階は社長の自宅)の前を掃き掃除していて社長達は営業に出掛けていた日に真横にピンピンの鉛筆が落ちてきた。
子供達が落としたんかな?と僕は思い拾うとまたしても
また真横にバナナの皮が落ちてきました。
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僕は少し「ん?わざとか?」と少しイラッとし
極め付けは
shake
果物ナイフ←小さい包丁です。
shake
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僕はイライラと怖くなり一旦事務所をでて、社長が帰ってくるだろう時間に会社に戻りました。すると
社長「おい、仕事ほっぽりだしてなにかえっとんねん?」
僕「いや、あの〜」
社長「あの〜ちゃうねん。なめとんかクソガキ?」
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僕は鉛筆、バナナの皮、果物ナイフをバンっと机に置き
僕「事務所前掃除してたらこれ上の自宅から落ちてきたんすよ?こんなん刺さったらどうなりますか?死にますよね?鉛筆でもピンピンの芯落ちてた位やし刺さりますよね?こんなん落ちてくる会社でよう働きません。辞めます!」
社長「こんなん落ちてきたんか?ほんまか?」
僕「ほんまですよ。奥さん確認してください。」
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すると社長が怒りながら事務所に奥さん連れてきて
奥さん詰めると「そんなん知らんでー」
僕「いやいや自宅から落ちてきたん見てましたから」
奥さん「子供やわー叱っとくわー」
社長「辞めるらしいわ!」
奥さん「あっそう。散々うちの旦那たぶらかせて週に3.4回日曜日までご飯、遊びに連れてけゆうて子供らの時間も奪っといてクズやなあんた?」
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僕「はい?そんなんしてもらってないし、なんの事ですか?」とゆうと、奥さんが鬼の様に睨みつけてきて
すると社長が「まあまあ後はお前(奥さん)あがれや)と無理やり連れて行き、奥さんに僕はボロクソゆわれて完全に落ちてきた意味がわかり
社長「まあそおゆうことや!」
僕「今までお世話なりました。」と言い出て行きました。
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余談ですが、普段から社長は出会い系で遊びまくっており(それは知っていました)
その際に僕を使いまくっていて、奥さんから逆恨みを買っていたのです。
やはり刺さっていたら死んでいたかもしれないし、
白骨死体よりも生きている人間の恨みの方が怖かった話です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
はーいお茶でした。
作者今日おとこ
実話です。
2階の角部屋で何があったか今でも気になります。