今回も実体験です。
…と言っても、10代前半の頃の話なので、
うろ覚えの部分が多々あります。
その点はご容赦願います。
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自分が中学生の時です。
中学校では、小学校よりも多様な生徒がいます。
当然、好き好みが全く合わない人、
性格的に問題がある人も1人や2人ではありません。
しかしながら。。。
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学年のほぼ全員から恐れられた奴が1人いました。
皆「あいつは性格が悪すぎる」と、
なるべく関わらないようにしていました。
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そいつを一言でいうと「他人を傷つけることに喜びを覚える」。
しかも、身長180センチを超え、真っ黒に日焼けした、
大の大人のような体格でした。
具体的には、
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空腹だと呟いた野球部員の腹を蹴る。
いじめっ子でも手を出さない、難病がある子を差別語で罵倒する。
職員室に呼び出されるも、先生に賄賂を渡して無罪放免となる。
イライラして習字用の筆を手でへし折る。
(当時は最先端だった)電子掲示板でコミュニティから除名される(流石に真偽は不明)。
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‥その他、無数の素行不良を一人で行いながらも、
それなりの高校に進学、そこでも喫煙がバレて1ヶ月で退学。
本人「一方的に退学させられたんだよ!!」
これほどの粗暴者だったので、
不良グループもいじめっ子も関わらないようにしていました。
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そんな人物ですが、実は7,8年ほど前、
自分がメンタルに不調を抱えていたときに、
思わぬところで再会しました。
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市立病院の精神科です。
自分はもうその病院に通院しておらず、
本人と話をしたわけではないので、詳しいことは知りませんが、
中学校での数多の問題行動も、今から思えば
ソイツの精神疾患の、いわば初期症状?だったのかもしれない。
作者三日月レイヨウ
ふたば様の10月のお題怪談「先生」「空腹」「筆」
に則った作品です。
学校ものなら昔の、怖いというより今でも信じがたい話があったので、
創作を交えて書きました。
複数の画像を使わせて頂きました。ありがとうございますm(__)m