これは現在一緒に働いているスーパーのおばちゃんから聞いた話だ。
僕が住んでいる県のある道は絶対に深夜近づいてはいけないと教えられた。
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おばちゃんの友達の息子さんはバイクが大好きで高校生から乗っているらしい。
高校生のころ、深夜の 2時か3時にバイクに乗り友達の家に遊びに行った。
夜中かなりのスピードを出しながら問題の道に近づく。
この時点では行ってはいけない道だと彼は知らない。
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オレンジ色の二車線道路を走る、左に川があり右に丘があるそんな道だった。
トンネル前のガードレールに差し掛かった時のことだ。左端に立つ女性から手招きをされたらしい。
さらに先ほどまではガードレールだったところがぽっかり空いており道ができていたという。
バイクのハンドルは左に傾き動かなくなった。
スピードを落としブレーキをかける間もなくガードレールに衝突した。
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そのままガードレールを突き破り転落した。
全治3ヶ月の大怪我を負い生死を彷徨う容態となった。
幸いなことに体は回復し生きていられた。
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その後、分かったことだが彼が事故を起こした道というのは地元の人には有名な心霊スポットらしい。
深夜にそこを通ってはいけないと地元の人の間ではよく知られている。
霊的な事故は実証が難しいため、立て札は立てられていない。
皆さんもお気をつけを
作者カボチャ🎃