今回は、自分自身がかなりお世話になっているおまじないを紹介したいのですが…
その前に、猿の手の話を紹介しましょう。
「塩まじない」不思議な話が好きな人には有名なので既に知ってる人も多いかもしれませんが、気をつけないと"猿の手現象"を招く事があるのです。
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イギリスの作家W・W・ジェイコブズによる怪奇小説『猿の手(The Monkey's Paw)』
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老夫婦の息子が、曹長をしているインド帰りの友人から猿の手のミイラを譲り受け持ってきた。
この猿の手は願いを三つ叶えるが、運命をねじ曲げようとすると厄災をもたらすとの事で、友人が厄災に遭い捨ててしまおうとしていたところ息子が譲り受けたのだった。
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息子の提案で、家のローンを返済する為200ポンド欲しいと夫婦が願うと、翌日息子が勤め先の工場で機械に巻き込まれ死亡。
夫婦は弔慰金として200ポンド手に入れた。
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夫婦は日々嘆き悲しみ、ある日、妻が猿の手の力で息子を生き返らせたいとあまりに言うので、夫は猿の手に息子が帰ってくるよう願った。
しばらくすると
shake
shake
shake
玄関のドアを激しく叩く音がした。
妻は息子が戻ったのだと大喜びで開けようとしたが、嫌な予感がした夫は猿の手に「息子を墓に戻してくれ」と願い、激しいノックは止んだ。
そしてドアを開けると玄関先には誰もいなかった。
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息子を生き返らせるのはともかく、最初の願いは運命をねじ曲げると言うのか疑問なところですが…
この『猿の手』にちなんで、思いもよらない方向で願いが叶ってしまう現象を猿の手現象と呼びます。
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さて、願いを叶える為のおまじないだが願い方を間違えると恐ろしい?「塩まじない」の方法をご紹介!
興味がある方は最後まで読んでから実行してくださいね^^
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【道具】
紙…何でもOK!色、大きさ、薄さなど問わず、いらない裏紙でも可。
塩…紙1枚に対し一摘み(指先でちょっと摘むくらいでもOK)。食塩でも良い。
筆記具…こちらも何でもOK!
※あると良い物※
小皿、ピンセット…紙を燃やす際に使うので不燃性。
蝋燭…蝋燭立てがいらない自立式の物だと便利。
水に溶ける紙…紙を燃やせる環境・状況でない場合。
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【流れ】
1.紙に”打ち消したい物事”を書く。
2.その紙で塩を包む。
3.塩を包んだ紙を燃やす。
4.燃えカスをトイレに流す。
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このおまじないは、願いを叶えるおまじないの中でもお祓いに近い物と言われています。
叶えたい願いがあるという事は、自分にとって不都合な物事があるという事で、願いその物ではなく
”不都合を打ち消す”事で願いを叶えるおまじないです。
例えばお金が欲しい場合「お金が欲しい」という願いを書くのではなく、「お金がない」というような事を書くのです。
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しかし、ここで注意が必要なのが「猿の手現象」です。
そのまま「お金がない」とだけ書いてしまうと、小説のように自身や身内に不幸があり保険金や慰謝料などと言った形でお金が手に入ってしまうかもしれません。
痩せたいという願いが、病気で苦しみげっそりになってしまったと言った形で叶ってしまうかもしれません。
「不健康である」など、嫌な形にならなそうな事であればそのまま書いても良いかと思いますが、上の例のような場合はどうすべきか…
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お金が欲しい→稼ぎが少ない、給料が良く自分に合う仕事が見つからない、給料が上がらない、貯金がうまくできない…など
痩せたい→運動が続かない、食べ過ぎてしまう、健康的に痩せない、ダイエットが辛い…など
”願いが叶っていない要因(現状の問題点)”に着目して文を考えましょう。
一つの願いに対しいろんな表現で書くと叶いやすいとも言われていて、その場合は「お金がない」と一文書いて、さらに「稼ぎが〜〜」等、他の文を追加で書くのも良いでしょう。
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【詳細な方法】
指定はありません。
紙の大きさや種類、色なども自由ですし、筆記具も鉛筆、筆、ボールペンなど何でもOKです!
願い(打ち消したい事)を一枚に一つだけ書くも良し、いろんな願いをまとめるも良し。
全然関係ないジャンルの願いを同じ紙に書いても大丈夫です。
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塩はあまり多すぎると燃えにくいので、指先で少し摘む程度でOK!
包み方も綺麗に折っても良いし、雑に包んでも良いです。
燃やす際は、紙を「あると良い物」に記載したピンセットで摘んで蝋燭で火をつけ小皿に置いて燃やすと楽です。
もちろん火の用心。
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トイレに流すと記載しましたが、トイレ以外の下水や川に流した、燃えカスを土に埋めたといった形での処理で叶ったという例もあります(川などは不法投棄に当たる事が多いのでその辺りは各自注意してください)。
また、燃やすという事ができず水に溶ける紙を使用してトイレに流して叶ったという人もいるそうです。
※トイレ等、下水の場合は詰まりに注意。
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【アドバイス】
願いが叶わなかった為、道具を変えてやってみた所叶ったという人も多いようです。
一番は”自分で良さそうと感じる物”を使う事なのですが、叶った例で多いのが
*習字の半紙
*筆ペン
*岩塩やそれにより近い塩(スーパーでも売っているミル付きの容器の物など)
これらのようです。
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自分が個人的に良いなと感じる道具や方法は
*いらないと感じる紙
*神社の祓い塩、魔術道具やパワーストーンのお店等で販売している清め塩、岩塩に近い塩
*塩を包む際、雑に折りたたむ
*ガラスペンなど付けペンを使用
*一枚の紙になるべく同じようなジャンルの願いを縦書きで羅列する
*紙が何枚に渡っても書きたいと感じた事は遠慮せず書く
*叶えたい願い一つに対し色々な表現で書く
といった感じです。
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色々挙げましたが、結局一番良いのは
”これが良い気がする”
という直感です。
興味がある方は自身の直感に従い、不幸には気をつけてどうぞ…
作者イチ
塩まじないに限らず、おまじない(魔術)の類に共通で言える事を解説しましょう!
☆なるべく風呂やシャワーで体を綺麗にした後が良い☆
→不浄を払うような意味があります。難しい時は歯磨きをするのもおすすめ。
☆指定がない事については直感に頼る☆
→例えば「紙に願いを書く」だけの説明だと、「何の紙に?」「ペンは何を使うの?」を始め、人によっては「字の大きさは?」まで切りなく疑問を浮かべるのですが、おまじないは気持ちも大事なので、自分で「こうすると良い/悪い気がする」という直感を大事にしましょう。
☆信じられない場合は無意味。
→叶うわけないだろと感じる場合は"絶対"叶いません(笑)
気持ちが結果を引き付けます。無理に信じようとしても意味がありません。信じられそうなものに挑戦してみてはどうでしょう?
☆おまじないに甘えない☆
→買わない宝くじは当たらないというヤツですね。目的が"達成し得る"行動は必須です。
占いなんかも「当たらないじゃないか!」と文句を言う人がいますが、占いは天気予報や医師の診断、おまじないは薬を服用する事に似てる気がします。
100%そのままになる訳ではありません(もちろんヤブ医者ならぬヤブ占い師もいるでしょうし)。
晴れる予報でもわずかな変動で雨が降る事もあるし、余命宣告された人がずーーーっと生きてたりもします(笑)
せっかく効く薬を処方されたのに正しく飲まなかったり不摂生をしたり、症状が良くならない行動を取っていれば効きませんし、プラシーボ効果の逆(絶対効かない!と思って効かず、さらに疑心暗鬼になり薬や医者のせいにする)だってあります。
スピリチュアルの類というのは信じられるか否か人それぞれあるので、無理に信じなくても良いしやらなくても良いです。
ただ、オカルトもそうなんですが、否定派の人程必死に叩きにかかるんですよね。
何か1つの面だけ切り取って、おまじないや占い全部が駄目だと決めつけるのは悲しいなぁと思います。
決して煽りではなくて(笑)、信じられない場合は本当に無意味な物なんで放っときゃ良いんですよ^^
自分もオカルトやスピリチュアルが好きだからこそ、何でもかんでも信じはしません。
(解説長ッ!)