この「おっちー」シリーズもすごい話数になりました
しかしながら途中から読まれた方から登場人物など分かりにくいという指摘を受けましたので
今回は「登場人物の紹介」として説明をします
まずはじめにこのシリーズとなっている「おっちー」から
私のお嫁さんのS子は何かにつけて「おっちー」と言うのですがどういう意味があるのかいまだに分からないという謎の言葉ですね
おそらく・・・挨拶なのだろうとは思いますが・・・
この「おっちー」の元祖、おハルちゃん、私たちのご先祖様に当たります
S子の家族のご先祖様ですね
S子が生まれてすぐに言葉を発したのが「おっちー」と叫んだそうです
普通は「オギャー」ですよね
もう両親はびっくり
その後は普通の赤ちゃん同様だったそうです
そうはっきりとおハルちゃんの生まれ変わりですね
いずれ私たちはこのご先祖様と直接関わるようになります
ここから色々な不思議な体験をすることにもなります
私達、家族の直接のご先祖様がおアキちゃんです
おアキ(姉)ちゃんとおハル(妹)ちゃんは姉妹です
おアキちゃんは凛として顔たちがはっきりとした美人です
幼少のおアキちゃんを私たちが見てきましたが幼少の時から顔がくっきりとしていました
とても百姓の娘とは思えませんでした
私たちが読み書きや算数を教えましたがすぐに覚えていったんです
教えるほうもびっくりです
お寺の養女となりおアキ・おハルの姉妹はお寺の看板娘となりました
そのお寺がのちのち私たちと深くかかわりお寺には大変お世話になることになりました
その当時の和尚様がこの姉妹を助けてもらえなければ私たち一族はいません
この姉妹の家族は両親と2人の兄を亡くしています
なんとか村人がこの姉妹をお寺へ連れて行ってくれたおかげで助かりました
その後に私たちが関わることになります
そして「天国」やら「地獄」やらという世界も知りました
餓鬼という化け物にもあいました
不思議な体験と恐怖を味わってしまいました
私の妹、F子は生まれつき特殊な能力を持って生まれました
それゆえに幼少のときは病弱でした
声も小さくていつも私の後ろについていました
しかし・・・まさか・・・大きくになるにつれて元気になり今ではS君を尻に敷くとは夢にも思いませんでした
F子はモデルとなりいろいろな雑誌の表紙を飾るようになりました
おアキちゃんの生まれ変わりでしょう
美人ですが物事をはっきりと言うのでS君にとっては恐ろしい存在になったと思います
そのカメラマンをしているのがS君なんですがF子からすればなぜか出来上がった写真を見るとすこしぼやけた感じが出来上がるので文句を垂れています
ほかのモデルさんを写すとすごくいい感じで写っているんですよね
私の娘・楓とF子からすごい感じで言われています
「おじさんはF子お姉ちゃんを写すとぜったいにぼやけた感じなのに他のモデルさんだとくっきりと映ってるよね?おじさん、ちゃんと仕事してる?」と言われたそうです
S君はもう苦笑いしかありません
私の娘・楓は物事をはっきりと言うタイプです
両者からたびたび言われるので私に愚痴を言ってきます
「わざとじゃないんだが・・・なぜかF子を写すとぼやけてるんだよな
まぁ・・・修正できるからいいけどね・・・F子は怒ってるけど・・・「アニキ!!なにこれ?またぼやけてるじゃない」ってね・・・なんだろうな・・・不思議なんだよな」
これも不思議の一つです
S君はF子の専属のカメラマンとしてすごく信頼されています
というか・・・幼馴染というか親族ですからね
アニキとして婚約者としてS君じゃないと無理なんでしょうね
夜の撮影では絶対に他のカメラマンとは契約をしません
あちらの業界のことはよくわからないのですがF子は一度も他のカメラマンには夜間の撮影を許可したことはありません
他のカメラマン達は「一度F子を撮影させてくれ」とS君に頼みに来るそうですが・・・
一応、昼間の時間限定では撮影をしているようです
S君だと夜中・深夜でも撮影をしています
「Sアニキならどこでもついていくよ、私」と私によく言っています
F子は幼少の時から人見知りが激しくてよくいじめにあいました
ですから大人となった今でも人見知りは治っていません
まぁだいぶ少しはよくなったのかな
今は女子会に参加しているからね
さて・・・疫病神・・そして準主役級の私の父親
通称「オヤジ」と書いていますが・・・これが・・・もう癖の強いキャラクターでこのシリーズを読んだ人なら良くお分かりになると思います
このオヤジのせいで生まれてからいいことが一つもありません
周りから「仕方ないよ」「子供は親を選べられないからね」「かわいそうに」「えっ!あの人の息子さんなの?これも運命だよ」・・・などと・・・変な同情をもらっています
とにかく顔が怖い
今は年を取ったんでだいぶ柔らかい顔になったけど・・・
高校生の時や若いときはもうヤンキーだろうという顔つき
昔の不良そのもの
いい男には違いないけど・・・F子はオヤジといるとすごい笑顔になってる
私がそばによるだけで「え??・なに?・・・アニキ・・あっちへ行ってよ」という待遇
小さいときは後ろに隠れてついてきたのに・・・
オヤジはよくモテる
「カッコいい!!」とよく言われてる
特に商店街の女子からは好評でオヤジがお店によると女子はキャーキャーという感じ
まるでアイドルが来たような感じ
特に喫茶店の看板娘はオヤジが来ると大喜びしてる
オヤジ・・・昔の商店街はやくざがいたらしくて大変困っていたようでこのオヤジが一人でやくざ相手に組を潰してしまった
今までの悪評だったオヤジが一瞬にして商店街の顔になった
それを偶然見てしまったS君は絶対にオヤジに逆らうことはしないと言っていた
という感じでとてもじゃないが・・・普通の人じゃない
オヤジの家系は神官の家系でオヤジも特殊な能力を持っている
シリーズを読んでくださればどんな能力なのかわかると思う
その能力がF子・楓に遺伝したようだ
神様の家系だとよくオヤジは言ってるけど・・・私に言わせれば単に疫病神だよ
いろいろな問題を起こすからな
特に困ったのが幼少の時にオヤジからお小遣いを巻き上げられたこと
あの怖い顔で「F!少しお小遣いをくれや」と言われて「嫌だよ」と言うと「なに!?嫌?しばくぞ、コラァー」とドスの効いた声で言われたらビビるよね
後ろにいたF子もビビってよく泣いていた
そんな感じでお小遣いを取られていた
泣いて帰ったことが何回あったことか・・・
泣いているのを見ておふくろが私に理由を聞いて激怒しよくオヤジを説教をしてた
それでも懲りずにお小遣いをせびるに来てたよ
まぁ・・・中学生になった時にはそういうことはしなくなったけど・・・
今でもことがあれば「しばくぞー」が口癖だな
それと・・・
私やF子を連れて近所を歩いているとよくおまわりさんに警察署へ連れていかれたこと
あの顔なら・・・仕方ないかもしれないけど・・・特に4月が多かった
理由は新人の警官が派出所勤務が多くてオヤジのことを知らなかったことが原因
新人さんは手柄を立てたと思って署へ連れて行くのだけれど上司の説教が待っていたな
毎年毎年なので署の人は「またかよ・・・」という雰囲気になっていた
そのおかげで私は署の人と仲良しになった
特に元課長の人とは今でも家に来てオヤジと酒を飲んでる
この元課長とオヤジはオヤジが高校生の時からの付き合いだ
オヤジは喧嘩が好きでよく捕まっていた
その時の担当が元課長
はじめて・・・私を誘拐したと間違われて署へ行ったときに「なに?あいつの息子さんなのか・・・かわいそうにな・・これも運命だよ」と言われた
それからだよ、毎年毎年間違えられて連れていかれた
オヤジはうんざりしてた
新人がオヤジたちを連れていくたびに「またか・・・」「おいおい」「やっちまったな」と先輩の人の声が響いていた
新人さんは手柄を立てたという顔をしていだけれど・・・「間違いだ」と言われて顔が青ざめていたな
「○○(オヤジの名前)・・・またか・・・すまんな」と課長の声
しまいにはオヤジの写真を見せて新人教育をする羽目になった
「こいつが子供を連れて歩いていても絶対に署へ連れてくるな」という感じ
元課長が教えてくれた
私が小学校5年になった時から連れていかれなくなったな
そういう訳だったんだ
ところが・・・課長が交代してそういう話をしなくなったんだろうな
オヤジが楓や葵を連れて歩いていると職質をされて連れていかれるようになった
はじめて楓を連れて署へ行ったときに課長が「おやっさん・・・ついに・・・ですか?」と言われたそうだ
オヤジは「馬鹿垂れ!!!俺の孫娘だ!!署長を呼べ」と怒鳴ったらしい
課長は一気に青ざめて謝ったらしい
署長まで飛んできた
「おやっさん!!すまん・・・新人だからさ」と平謝り
その署長も新人の時に間違えた一人だからね
新人さんは何か起こっているのか理解していなくて呆然としてたらしい
課の中は一気に緊張が走ったらしい
オヤジのバックにおふくろがいる、おふくろは財閥の総帥・・・
オヤジは「あははははは!!!俺は署長まで平謝りさせたんだぞ」と家に帰って威張ってた
もちろんおふくろはそれを聞いて激怒した
2時間ほど怒られていた
もちろん後日おふくろは直接、署へ行き課長・署長に謝ってきた
こんな感じのオヤジだよ・・・
まだまだあるから・・・
もう疫病神だよ
おふくろは財閥の娘、お嬢様
今は総帥として財閥を統括管理してる
私たちは何かの拍子で高校生の時のオヤジ・おふくろの時代へタイムスリップした
とにかくおふくろの体形が細いこと、びっくりした
そしてかわいかった
F子が「ママ・・すごくかわいい・・そしてスタイルいい!!わたし・・・負けた感じ」と言っていたほどかわいい
今じゃ・・・関取みたいな・・・体形へと変化した
オヤジはリーゼント頭、まさに不良
おふくろが「○○(オヤジの名前)く~~ん」と呼んでいたこと
鳥肌がたったよ
今じゃ「あいつ」と呼んでるし・・・
どうして女子は不良みたいなものを好きになるのかな・・・
私の義理母(S子の母親)はまさか付き合っているとは思っていなくてそのうわさがたったときにすぐに別れるだろうと思っていたらしい
まさか・・・結婚するとはびっくりしてた
おふくろはオヤジに振り回されて大変苦労してる
財閥のお嬢様だからもっとましな人がいただろうに
まぁ・・・それはシリーズを読んでくださればわかるとおもうけど・・・
S君・S子の兄妹
本当にすごい縁だと思う
まさか親族とは知らなかった
公園の出会いがなければ一生会えなかったのかも
S君の馴れ馴れしい口調には少しイラッとしたけれど以外にも馬が合った
のちのちにS君兄妹が親族だと分かった
S子・・・まさに能天気そのもの・・・その場の空気を読まずにそのままズバリ物事を言うから冷や汗が出る出る
逆に言えば裏表のない性格
とくにオヤジ・おふくろはS子をすごく気に入っている
S子が来ると我が家は一気に明るくなるからだ
うちの家系は少しまじめすぎる
まぁオヤジは別として食事中でもそんなにおしゃべりをすることはない
だから黙々と食事をする
そのS君・S子兄妹が来ると漫才になるので食事中は賑やかになる
今は子供が4人いるので普段から騒がしいけれどね
S子には何度も死にかけたり危ない目にあわされた
ザリガニを背中に入れられて背中の皮膚をハサミではさまれたままS君の家へ行ったことがある
S君の両親はもうびっくり
また、川遊びをしていたときに突然S子に突き飛ばされて川に落ち流されたりと・・・
もっといろいろなことがあったからそのうちに話そうと思う
でも不思議と怒りの感情が沸いてこなかった
普通なら怒鳴り散らすとは思うけど私は一度もS子に対して怒ったことはない
怒ったことはあのまずい食事だけだ
本当にまずかった、だから本音がさく裂した
娘の楓にはF子と同様に特殊な能力を持ったまま生まれてきた
いろいろな現象を体験している
またオヤジの能力をまともに受けついているのか能力値が無茶苦茶高い
ちなみに私は霊感ゼロ、恋愛観ゼロ、それでS子や楓からいろいろと言われている
どうやら妹のF子は私に思いを寄せている感じなのだが私が鈍感なために思いが全然伝わっていないらしい
それでS子や楓はチクチクと文句を言ってくる
「パパ・・・F子おねえちゃんの気持ちわかってないよね、本当に鈍感!!乙女心を知らないといけないんだよ」と楓から言われた
そう言われても何にも感じなかった
「パパ!!F子ちゃんはパパのことが好きなんだぞ!もっと大事にしないといけないんだぞ」とS子から言われた
「キャーー、アニキが私の手を握ったぁーーー、バッチイィーー」と言われてるのに大事にしないといけないのだろうか・・・
「Sアニキーー、今、アニキが私の手を握ってきた!キショーー、どうにかしてよ」とS君のそばによって訴えかけてた
S君は苦笑いをするしかない
こんな感じだ
我が家は文字通り「化け物屋敷」と言われても仕方がないほど怪異現象が起きた
2階の廊下がちょうど霊道になっているらしい
それで和尚様に相談して家全体を結界で結んだ
特に仏間をさらに強化している
だいぶ減少は減ってはいるけれどたまに起きている
家族全員、24時間肌身離さずにお薬とお守りをつけている
これも和尚様のおすすめだ
危険と感じたら仏間へ逃げるようにしている
不思議空間の「客間」は部屋に入ると静かな環境なのだ
わずかに人の声や車の音が聞こえるくらいだ
だからここはお昼寝用かカナちゃんの母親が寝ている
疲れて寝る場所としてはいい場所だ
特に夜中の「客間」はまるでホテルの部屋にいるような錯覚に陥る
月が出ていると月の光が部屋全体を照らしてるかのような感じで柔らかい空間へと変わる
逆に「仏間」は国道のそばにあるから騒々しい
人の声や車の音、生活音がもろに聞こえる
まぁ・・・夜中0時を過ぎるころには静かにはなるけれどね
さらっと人物紹介などをしました
それぞれ・・・癖があるので出来れば「おっちーシリーズ」をはじめから読んで頂くとどの人物が話をしているのかがわかると思います
決して難しい文章で書いていません
暇つぶしにお菓子を食べながら読んで頂ければと思います
作者名無しの幽霊
誤字や脱字など多いようなので
少しづつ直していきます
恐怖感を感じないという文章だということです
(わかる人にはわかると思うのですが・・・この「恐怖」「不思議さ」・・・)
文章の構成がイマイチなのが原因でしょうね
(自己判断・・・・おそらくこれが原因なはず)
何とか書いていけば段々と良くなるだろうと勝手に思っています
堅苦しい文章ではないので暇つぶしには丁度いいと思います