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短編1
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Bさんの話

以前努めていた介護施設の先輩Bさんの体験談。

そのBさんが昔、訪問介護を専門に仕事をしていた時、長い付き合いだった身障者の方がなくなった。

葬儀にも参列したが、Bさんはその方の魂がまだその方が亡くなった病室にいるイメージが頭の中でしていたという。

そこでBさんはその方が亡くなられた病室に赴き、「○さん、お迎えに来ました。家までお連れします」と念じその方が乗った車椅子を押しているイメージを保ちながらその方の家まで行き、さあどうぞと言った後、Bさんは家に帰った。

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その日の夜、Bさんは寝ていたらふと目が覚め横向きのまま金縛りになった。背後に気配が…あの亡くなられた方だとBさんはすぐにわかったという。

「Bさんありがとう」そんな声が聞こえてきた。

「○さん、こんな所に来なくていいから行くべき所へ行ってください。」Bさんがそういうと気配が消えた。

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「人間ってな、死んでも全部無くなるんとちゃうんよ。残り続ける魂とか思いがあんねん」

そういうとBさんはまたタバコを吸い始めた。

Concrete
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@あんみつ姫
お久しぶりです。
自分は今は介護職ではありません。最近になって辞職しました。来年保育士の専門学校を受験するためです。
努めていた介護施設でも割と不思議な体験があったのですが、その中で妙に記憶に残っているものを今回書かせて頂きました。受験勉強など割とバタバタしているので、投稿ペースはスローですがのんびり楽しみながら書いて行こうと思っております。

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