蘭ユウジの語り2(最終話執筆中の出来事)

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蘭ユウジの語り2(最終話執筆中の出来事)

皆さん。いかがお過ごしですか?

突然ですが、こういった噺書いてると怪現象が起きるって有名な話ですよね。

俺が知る限り、悪魔をモチーフにした漫画を描いた漫画家の噺です。

アニメ化も、映画化もされた作品なんですが、執筆中に怪現象が起きて有名な神社でお祓いを受けて、怪現象が収まったらしいです。

実はですね。今回、『水霊(みづち)に呪われた女』の最終話を執筆中、少し不思議な事が起きました。

今回はそれを語りましょう。

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創作活動をしてる人なら、分かると思いますが、急に書けなくなる事ってあるんですよね。

俺は『筆が止まる』って呼んでます。

それも大体、一時的なものなんですけどね。

第4話を書き上げて、最終話を書こうとした時。

それが起きました。

最終話の書き出しが浮かばない。

今回の噺は、結末を最初に決めて、矛盾無くす書き方をする俺にとって初めての書き方をしてます。

4話は1話の伏線回収に努めたので、これからって時です。

浮かばないのは仕方ない。

いつか書こうと構想してた別の噺を書こうとしました。

昔に構想は済んだ噺です。

書けて当たり前ですよね。

書き始めて、下書き保存出来るまで、行きました。

でもね、またです。

筆が止まったんですよ。

暫く考えた結果、最終話を書こうと、下書き保存を水霊の噺に書き換えて、書き始めた。

おかしいんですよ。

最初は気付かなかったんですけどね。

『タルパ』って打とうとして、『た』って打つと予測変換の最初に『ダルパ』ってくるんです。

当然、そんな打ち方してない。

でもね、そうなるし、実際書いた文字はそうなってる。

全部打ち直して、再び携帯にタルパと覚えさせる。

こんな事ってありますか?

とにかく、構想にある最終話を書き始めます。

夜勤明けて、タルパさんが、来店した時にその事を話すと、

『何かあるんじゃ無いかなぁ』

って言います。

そして、その次の日。

その日ね。少し体調が悪かったんですよ。

身体が怠い。

でも、休めないですからね。

仕事をしてると、視界の端に何か視える。

するとね、その辺りに陳列した商品が落ちる。

そんな事が数回あるんですよ。

俺ね。

『水霊(みづち)に呪われた女』の主人公の様に不動明王真言なんて使えない。

あれはフィクションですから。

タルパさんが除霊を受けたお寺で、不動明王真言を使ってたと聞いたし、実際、俺の亡くなった父が酉年で、不動明王を祀ってる、ある有名なお寺を参拝した事はあります。

今回、主人公に不動明王真言を取り入れたのは、そんな理由。

一応、不動明王印と真言は覚えてます。

漫画やアニメで使われてますからね。

試しに、印を結び唱えてみた。

不思議とそうすると、そんな現象がなくなります。

俺は偶然って思ってますよ。

えぇ。

だってね。

修行もしてない。

信仰心も無い。

父親に連れられ、幼少期参拝した。

大人になって、その場所がドラマのロケ地になったと聞いて懐かしく思って参拝した時、不動明王を祀る寺と知っただけですよ。

この程度で、不動明王は力貸してくれるのでしょうか?ありえないですよね。

真面目に修行している方々に失礼だと思います。

でもね、そんな事が、ありました。

真相は俺にも分かりません。

次回はね。『水霊(みづち)に呪われた女』後日談を書く予定です。

その時にまたお会いしましょう。

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ヘイ、ブラザー。俺もそこはビックリだよ

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