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魔法のぬいぐるみ(怪談小話?)

短編1
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魔法のぬいぐるみ(怪談小話?)

1

 ある、小さな女の子がいました。

 その子は鍵っ子でした。

 あるとき公園でぬいぐるみを拾って、親友になったそうです。

 母親に話すには「魔法の世界に連れていってくれる」のだとか。両親は深く考えませんでした。小さな子供にありがちな空想だと思ったからです。

2

 ある頃から、商店街で。

 小さな女の子がニタニタ笑って、一人で楽しそうにブツブツ話しながら歩き回っているのが、目撃されるようになりました。

 その女の子は薄汚れたぬいぐるみを抱きしめていました。

 気づいた知人が、親に連絡しました。

 おそらく、原因はぬいぐるみだと母親は察して。

「ちょっと見せて。私にも紹介して」

 そのぬいぐるみは薄汚れ、破れていた。

 調べると、破れ目の中にビニール袋が。

 中身は「白い粉」で、少し漏れていたそうです。

 たぶん、麻薬の運び屋とかが捨てたのだろうか?

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拍手感謝です。
問題は、そのあとどうなったかで、解決したのか、それとも母親がコッソリとか(笑)。それで往来を全裸ウォーキングとか。あるいはこの娘が教祖で子供らがカルト教団や秘密結社を結成してヤバイヤバイとか。
あまりやり過ぎるとどうかと思ったので、ひとまず簡潔にしておきました。

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