今年の1番初めに体験した怖い(?)話。
2階の自室にいると夜中、窓をどんどんっと叩かれそちらに目を向けると貞子のような女がいた。しかし、怖いと言う気持ちより怒りが込み上げた私は「うっさいんじゃ!」っと怒鳴りつけた。
すると、そこで目が覚める。なんだ夢か……そう思いつつ窓を確認。
ちなみに、窓の外には足場などない。のだが、窓にはベッタリと手形が着いていた。
恐怖なんかより、新年早々 貞子もどきのせいで窓を掃除させられたのがめっちゃムカついた。しかも、1週間後また貞子もどきが現れた……今度は階段を這い上がってきていた。
私はプツンと来て「……来んな」そう呟いて階段から蹴り落としてやった。また目が覚めて、御手洗に行こうと階段を降りる。
階段の隅に長髪が落ちていた。私は、万年短髪。
父は角刈り、祖母曾祖母も短髪(そもそも階段を上がれない)。
誰の髪だったのかな?
作者林檎
涙目の貞子が少し可哀想だったなと、思ったり思わなかったり。