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短編1
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心理テストみたいなの。

転校初日の長休み。

本を読んでいると、声をかけられた。

Yくんと、Sくんと、 Nちゃん。

Y『なぁなぁ!心理テストやらねぇ?』

私は一応、クラスの人との仲を取り持つためにやる、と答える。

N『じゃぁ、目瞑ってみて!!』

言われた通り目を瞑る。

S『そんで自分の家イメージしてみて、』

私『したよ、』

S『玄関から入って、家の窓全部開けてみて。』

家の中は大勢の人とその話し声で溢れていた。

私『進みたいけど…大勢の人で進まないんだけど…。』

私『これ、なんの診断…、??』

S『…玄関から窓全部開けるまでに誰かに当たったら、そいつは…』

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『その家に住み着く幽霊なんだよ…』

私はもう一度目を瞑ってそいつらをみる。

あぁ、なるほど。

たしかに何十人か住んでる奴がいた。

でも、こんなにいなかったと思う。

今日家に帰ってみると増えてた。

みえるのが。

でも、アレほどでは無かった。

私の霊感も、全て見えるわけでも、強いわけでもないんだと思った。

てか、

私『なにしたらそんなに霊が憑くんだか、』

私『そこまで変なとこ、言ってねぇのになぁ…』

それ以来、どんどん見えるのが増えてきた。

多分、霊感が増えてきているんだと思った。

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