短編1
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守護霊

これは僕についている守護霊の話です。

といってもものすごい短い話になるためお付き合い下さい。

僕の住んでいるところが関西にありそこのお寺のひとつで昔から親交のある住職さんがいらっしゃるのですが、その方は幽霊とかは分からないけど守護霊は見えるという特殊な方らしく、その方と仲良くなった際に聞いた話です。

僕はよく心霊スポットにいったり、怪談を聞いたり心霊動画を見たりと色々してるのですがこれまで幽霊に憑かれた事が1度もありません。

その事を住職に話していたところ、住職さんは「あ〜、それは君の守護霊のお陰だよ」とおっしゃられていました。

詳しく聞くと、なんでも僕には2体の守護霊がいるみたいです。

ただその2体が別々にいる訳ではなく、こうもみくちゃになってそれが人だったのか動物だったのかも判別がつかない感じでくっついているらしいんです。

ただその守護霊がかなり力を持っているらしく、僕に近寄る霊等をはじき飛ばしている為、僕自体には憑いたりすることは無いそうで、一応心霊スポット等行った際などはありがとうとお礼を言いなさい、そうおっしゃられました。

よくよく考えると僕自体は幽霊に憑かれないのですが周りにいる人が霊体験をしており、その件を伝えると「それは災難だね。多分弾いた分近い人に飛ぶんだろうね」との事。

嬉しい半面よくつるむ友達等に振りまいてしまっているのが申し訳なくなる話だなと思いました。

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