落語家・林家あずみ憧れの人物は“いなじゅん”こと「稲川潤二」。
つまみ枝豆や中山一郎などのビッグネームと並んでも劣らない、誰もが知る超有名な怪談家である。けれど、いなじゅんも元々はコメディアンだった。
米国ならアクション俳優であるブルース・ウィリスも、元々はコメディアンだった。
たとえば釣瓶やさんまやたけしなど、俳優としての活躍なら日本でも例はたくさんある。
コメディアンの表現力は純系の役者に勝つことがありえる。
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北野武と言えば、オウムの麻原やパリ食人事件の佐川などとの対談映像がある。
私も人殺しと話したことがあるが、彼らは普段はわりと一般人のように振る舞っている。
ネット上の映像記録なら幾らでもあるが、カルト宗教家や異常殺人者などはちょっとしたインテリジェンスを感じさせることさえある。
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オカルトは科学と密接に関係している。つまり幽霊とは科学で解明できるという思考がオカルト界には明確に存在していて、実際のところそれは科学的に考えると不可能では無い。
十数年前、ニュートリノは確認されていなかった。けれど今では、かつて存在を証明されていなかったそれが、理論だけではなく物理的に確認されている。
ダークマターの確認さえおそらく近い将来に可能であるはずだ。
幽霊がもしも未確認の物理的な存在であるならば、いつか可視化さえ出来る。
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こういった話はムー関連の番組でよく話されるが、そのメインMCになることもある島田秀平は「201号室」の話でとても有名だ。
聞いたことがある人も多いかもしれない。
アパート/マンション2階の1号室に住むこと自体は霊現象の原因にならない。けれど、もしその2階に続く階段が13段であった場合、霊が集まってしまうのだという。その場合、201号室に住む人は死んでしまう。
私も幾つか確認してみたことがあるけれど、だいたいの物件は12段か14段。
実際に、なぜか13段が無いのだ。
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吉田悠軌という怪談研究者がいる。
このかたは特に現代都市伝説についてかなり著名で、珍しい話をあれこれ聴ける。
角由紀子さんや三上編集長などもたくさん楽しい話がある。
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…これ長くなるな。
次回また!
作者肩コリ酷太郎
伝統的な怪談は主観かつ霊的なものだけを扱ってきたけれど、
今は科学さえも支えにしてオカルトが成長している。
じつに興味深い(クイっ)