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私には2つ離れたおねえちゃんがいます。
おねえちゃんは凄く凄く優しくて、可愛くて、頭も良いんです。
小学校で馴染めない私は、いつも教室で一人ぼっちでした。
そんな私を、教室まで迎えに来てくれて優しく声を掛けてくれるのです。
クラスメイトはそんな私を気味の悪いものを見るような目で見ました。
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≪おねえちゃんが好きで、何が悪いの?
みんなが私を苛めるから、おねえちゃんがこうやって来てくれてるんだ。≫
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でも、おねえちゃんは家に帰るといつも悲しい顔をします。
おねえちゃんとおかあさんは仲が悪く、晩御飯もおねえちゃんの分は作りません。
おねえちゃんが「ただいま。」と言ってもおかあさんは無視です。
お腹を空かせているおねえちゃんにこっそりと食べ物を持って行くのが私の日課でした。
でも、それがバレると私はおかあさんにぶたれます。
おとうさんは見て見ぬふり。
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「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
そう謝ってもおかあさんは許してくれません。
目を血走らせて、狂ったように私を殴り続けます。
「お母さん止めて!!私が悪かったの!!」
そんなおねえちゃんの静止も聞かず、気が治まるまで暴力を浴びせられます。
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そんな風な生活を続けていると、
おかあさんはいつしか私の事まで無視するようになりました。
おとうさんは【あいじん】っていう女の人を作って、家を出ていきました。
「おかあさん…」
そう言って近づく私とおねえちゃん。
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おかあさんは金切り声を上げます。
「私が何をしたって云うの!!!!仕方なかったじゃない!!!!どうすれば良かったのよ!!!!教えてよ!!!!こんな家、もうたくさんよ!!!!」
次の日、おかあさんは家を出ていきました。
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今日から、おねえちゃんと2人暮らしです。
優しいおねえちゃんと、ずっと一緒にいられる。私はとても幸せです。
そう云えば、おかあさんが出ていくときに持っていた黒いごみ袋。
たくさんあったけど、何を捨てに行ったんだろう。
作者雪-2
今日は初の完全創作に挑戦してみました。
うーん、難しい…
創作向いてないぞ…途中で迷走してしまったぞ…
これは完全にお目汚し失礼しました…!!
怖ポチ評価は【頑張ったね賞】って感じで、ご慈悲を…!!
☆☆3/17~3連休に際しまして、連投企画実施中です☆☆
↓昨日以降のお話は以下よりお読み頂けます↓
【身障トイレ】怖24
http://kowabana.jp/stories/28440
【きっかけ】怖19
http://kowabana.jp/stories/28446
↓1月に高評価を頂けた処女作品↓
【やってしまった】怖40
http://kowabana.jp/stories/27969
↓2月月間ランキング3位受理作品↓
【赤ちゃん】 怖40
http://kowabana.jp/stories/28114
↓3月投稿した作品より高評価を頂いたものを抜粋↓
【洞窟探検】 怖36
http://kowabana.jp/stories/28340
【髪の毛】怖29
http://kowabana.jp/stories/28363
お暇の際に、お目汚しになればと思います。
※駄文失礼しました。